今話題のスローセックス をご存じでしょうか？
イくことだけを目的とするのではなく、2人で一緒にゆっくりとセックスを楽しむことがスローセックスです。愛する人と心も体も1つになる瞬間はとても幸せなもの。
お互いに気持ちよく楽しくセックスができれば、より2人の絆も強まるでしょう。
しかし、スローセックスを楽しむためにはどうすればいいのか？と悩んでいる方も多いはず。
そこで、今回は「スローセックス」のやり方と実践、メリットなどをご紹介します。
目次
「スローセックス」とは？普段のセックスとの違い
普通のセックスとスローセックスでは、一体どのような違いがあるのでしょうか。
大きな違いは、快楽を重要視するのではなく、お互いに気持ちいい時間を過ごす ことに重きを置いていることです。
人によってセックスに求めるものは異なりますが、肉体的な快楽を求めている方もいるはず。
けれども、肉体的な快楽や気持ちよさを求めすぎていては、ただ性欲を処理するだけの味気のないセックスになってしまいます。
一方、スローセックスは、肉体的な快楽はもちろんのこと、お互いが一緒に気持ちよくなれる精神的な幸福を得るためのセックスです。
特別なテクニックは必要ありません。スローセックスのポイントを押さえておけば、誰もが挑戦できます。
普段のセックスで満足できない方は、ぜひやり方を覚えて挑戦してみてください。
「スローセックス」のやり方と手順
（１）ムードを作る
お互いにゆっくりと時間を過ごしながら楽しめるスローセックスでまず大切なのは、ムード作りです。
どちらか一方が乗り気でなかったり、疲れていたりしている場合、一緒にスローセックスを楽しむことはできません。
相手の状況を踏まえた上で、お互いがリラックスできる良い雰囲気 を作りましょう。
たとえば、リラックスできるアロマオイルを焚いたり、間接照明や音楽で雰囲気を作ったりするなど、自分でできることはたくさんあります。
（２）イチャイチャする時間を楽しむ
すぐベッドに入ってセックスへと持っていきたがる方もいますが、スローセックスはイチャイチャする時間を楽しむ ことも重要です。
いきなりセックスに突入してしまうと、せっかくの雰囲気が台無しになってしまいます。
イチャイチャする時間が良い焦らしとなり、お互いに今後の行為に対する期待が一気に高まるというわけです。
簡単にできるイチャイチャとしては、手を握ったり、ハグをしたり、パートナーの頭を撫でたりするなど軽いスキンシップから始めてみてください。
（３）パートナーに愛を囁く
パートナーに対して、愛を囁く こともスローセックスに繋がる大切なポイントとなります。
イチャイチャする時間の中で愛を囁くこともできますが、良いムードになり、一緒にベッドで寝転び、“これからセックスをする”という瞬間にパートナーの耳元で愛を囁くと効果的です。
愛を囁かれたパートナーは「愛されている」と実感できますし、お互いの欲求が一気に高まるでしょう。
「早く体を重ねたい」という欲求が、スローセックスで感じられる幸福度をより高めてくれます。
（４）前戯はゆっくりと
前戯はゆっくり と行うことが大切です。
早く前戯を済ませて挿入したい気持ちもわかりますが、前戯をきちんと行うか行わないかによって快楽度が大きく変わります。
特に、スローセックスで得られる快楽や幸福は前戯が大きなカギになるでしょう。
まずは、パートナーの頭からお腹までの上半身をやさしく愛撫してください。そして、ゆっくりと下半身へと移っていきましょう。
指先が触れるか触れないかぐらいのソフトタッチで、あなたの愛を注ぎ込むように愛撫するのがポイントです。
（５）すぐには挿入しない
スローセックスにおいて、すぐに挿入するのはNG行為 です。すぐに挿入してしまうと、これまでのムード作りが台無しになってしまいます。
ゆっくりとパートナーの体をやさしく愛しさを込めて愛撫するからこそ、挿入した瞬間、脳が溶けるような快楽に包まれるのです。
どちらかというと、スローセックスは挿入が本番ではなく、挿入までの時間が本番だと思っておくと良いでしょう。
挿入までの時間をゆっくり楽しむことで、お互いに快感を高め合えます。
（６）挿入後も激しく動かない
やっとパートナーと繋がった瞬間、すぐに腰を動かしたくなりますよね。
けれども、ここでグッと押し留め、挿入後も激しく動かない ことが大切です。スローセックスならではの快感を得るためには、とにかく焦らすことがポイントとなります。
たっぷりと前戯をしたら、ゆっくりと挿入します。
そして、挿入した後は、まずお互いの感触を味わってください。
しばらく動かず、そのままの状態にしておくことでよりフィット感が高まります。
腰を動かすときもいきなり激しくするのではなく、まずはゆっくりと動かしましょう。
「スローセックス」のメリット
（１）マンネリ化解消
スローセックスはマンネリ化の解消 に効果的です。
一緒にいる時間が増えるほど新鮮さがなくなるのは当たり前のことですが、悲しい気持ちになりますよね。
軽く愛撫をして挿入という普通のセックスとは異なる流れだからこそ、スローセックスをすることでマンネリ化の解消＆防止に繋がります。
いつもお決まりのパターンでセックスをしている方や、セックスのやり方にマンネリを感じ始めている方は、ぜひスローセックスを試してみてください。
（２）感じやすくなる
スローセックスをすることで、いつも以上に感じやすくなる のも大きなメリットと言えるでしょう。
挿入後の激しいピストンで快楽を感じる方もいますが、そのやり方は女性の体に大きな負荷がかかってしまい、男性が一方的に快楽を覚えているケースがほとんどです。
けれども、スローセックスはパートナーの体をやさしく愛撫し、ソフトに触れながらゆっくりと快楽へと導かれる流れになっているので、通常のセックスよりも快感が高まり、感じやすくなります。
（３）多幸感が得られる
多幸感が得られる のも、スローセックスのメリットです。
セックスはイクための行為と捉えられがちですが、スローセックスの目的はお互いに気持ちよくなって楽しむこと。
イクまでの過程を大切にしているからこそ、快楽を感じる時間がより楽しめます。
ゆっくりと愛する人の体を愛撫し、少しずつ湧き上がってくる快感に身を委ねながら心でも繋がっているんだと感じられることに多幸感を得られるでしょう。
今までにない幸せを感じられるはずです。
（４）愛が深まる
スローセックスは性のエネルギー転換とも言われているほど、男性も女性も心身共に幸せな気持ちを共有することができます。
そのため、パートナー同士、愛を深め合う ことができるのも、スローセックスをすることで得られるメリットです。
通常のセックスは射精したら終わりというところがありますが、スローセックスはフィニッシュが決まっていないので射精せずに満たされたら抜くこともあります。
だからこそ、より心の深くまで繋がり合うことができるのです。
「スローセックス」のデメリット
（１）時間がかかる
スローセックスは男性も女性も一緒に快感を高めることができますが、向いていない人もいます。
まずは試してみて、自分やパートナーがどのように感じるのか知ることが大切です。
イクまでの過程を大事にしているスローセックスだからこそ、時間がかかる という点がデメリット。
行為はゆっくりと進んでいくため、2～3時間はかかります。
スローセックスで得られる多幸感などのメリットよりも時間がかかることが苦痛であれば、無理に行う必要はありません。
（２）相性が合わないと苦痛
スローセックスはパートナーとの相性が合わないと苦痛 というデメリットがあります。
たとえば、女性側はパートナーからやさしく愛撫されたいのに男性側はすぐに挿入したがる、今は頭を撫でて欲しいのに別のことをしたがるなど、お互いの意思疎通がしっかりとできていなければ、スローセックスが逆効果になるでしょう。
して欲しいこととしたいことが異なる場合は、やさしく諭したり話し合ったりして、意思疎通を図りましょう。
（３）そもそもセックスが苦手な人は気持ちよくない
そもそも、スローセックスはセックスが苦手な人は気持ちよくない ところがあります。
ゆっくりと愛撫し、快感を高めるのがセックスですので、普通のセックスよりも時間が延びた分だけ苦痛な時間が増えるだけです。
セックスが苦手な人は無理にスローセックスをやろうとはせず、まずは軽いスキンシップでパートナーとのイチャイチャを楽しんでみたり、愛情を感じられるようなソフトタッチを増やしてみたりするところから始めましょう。
（４）疲れる・体力を消耗する
スローセックスは時間をかける分だけ、疲れやすく、体力を消耗しやすい というデメリットもあります。
愛撫する側だけでなく、愛撫される側も感度が高くなるので自然と体を使ってしまい疲れ果ててしまうことも……。敏感になるからこそ、体も疲れやすい傾向があります。
スローセックスで得られる快感や幸福感よりも疲れのほうが大きいのであれば、無理をする必要はありません。
無理にやろうとするスローセックスは逆効果になるので注意してくださいね。
「スローセックス」をする上でのポイント
メリットやデメリットを踏まえた上で、スローセックスをする上で意識しておくべきポイント をいくつか紹介しておきましょう。
まずは、男性も女性もオーガズムに達することを目的としないことです。パートナーをイカせてあげないといけないという気持ちが芽生え、焦りを感じるかもしれませんが、お互いに楽しむことがスローセックスとなります。
イクことだけがセックスの目的ではなく、2人でセックス自体を楽しむことが大切なんです。
また、焦らすようにゆっくりと時間をかけ、パートナーの気持ちよい部分を探るように意識してみてください。
セックスに自信がなくても、ゆっくりと体を重ねながら相手の気持ちよくなれる部分を見つければ大丈夫。
愛撫をしながら相手の表情を見たり、「ここはどう？」と直接聞いてみたりするのもいいでしょう。
つい相手を気持ちよくさせなければならない、早く済ませなければ……と思いがちですが、時間は気にしないでください。
イクことが目的（フィニッシュ）でないからこそ、時間を気にせずに心からセックスを楽しみましょう。
焦らすようにゆっくりと時間をかけるほど、快感を高めることができますし、お互いに愛を確かめ合うこともできます。
「スローセックス」はどんな人におすすめ？
セックスに気持ちよさを感じたことがない人
スローセックスは、これまでのセックスに気持ちよさを感じたことがない人 におすすめです。
普通のセックスで気持ちよくならないのであれば、さまざまなセックスを試してみるといいでしょう。
その中でも、スローセックスはパートナーとメンタル面での快感も得られるので、普通のセックスよりも気持ちよくなりやすい傾向があります。
パートナーとの愛をもっと深めたい
パートナーとの愛をもっと深めたい人 も、スローセックスがおすすめです。時間をかけて心の赴くままに相手を愛撫することがメインになるため、「愛されている」という実感が強まります。
心の結びつきに重きを置いているスローセックスだからこそ、パートナーとの愛を深め、強めるためには最適なセックスと言えるでしょう。
マンネリを解消したい
スローセックスはムード作りから始まり、お互いにリラックスした状態でセックス自体を楽しみます。
イクことが目的ではないからこそ、普通のセックスでは物足りなさを感じる方はもちろん、マンネリを解消したい人 にもおすすめです。
挿入までの焦らしの時間、イチャイチャする時間も楽しめるスローセックスによって、パートナーとの関係に新鮮さや刺激を与えることができるでしょう。
「スローセックス」で彼との愛情は深まった？実際に聞いてみました
「付き合いが長い彼とのマンネリが解消できた！」
交際期間が長くなるにつれて、少しレス気味になっていた彼とのセックス。そこで、前から気になっていたスローセックスを実践してみました。まずは、彼を焦らすためにフェザータッチで触れたり、私のほうから愛撫したり……すると、少しずつ彼が気持ちよさそうな表情を見せるように。
たっぷりと時間をかけて愛撫したせいか、彼が挿入したときは2人ともこれまで感じたことのないような快楽を感じました。それからというもの、彼とのマンネリは解消され、今でも2人でスローセックスを楽しんでいます。
「セックスへの苦手意識も和らいだ」
セックスに苦手意識を持っていましたが、大好きなパートナーと愛し合いたい気持ちが強かったので思いきって相談したところ、スローセックスを試してみることに。
最初は緊張しましたが、パートナーがやさしくリードしてくれて少しずつ体の力が抜けました。違和感があったボディタッチもどんどん気持ちよくなり、「セックスってこんなに満たされるものなんだな」と実感。パートナーと心も体も1つになれたことがすごく嬉しかったです。
ゆっくり時間をかけて肌を重ねる「スローセックス」で、パートナーとの愛を深める
テクニックがないから、苦手意識を持っているからと躊躇している方でもスローセックスは気軽に楽しめます。
イクことがフィニッシュではなく、それぞれのカップルで好きなようにセックス自体を楽しむのがスローセックスです。
まずはムードでリラックスできる状態を作り、時間をかけながらやさしく触れ合っていきましょう。
とにかく時間をかけることが大切です。
ゆっくりと愛を囁き愛撫することで、フィニッシュへのこだわりがなくなり、セックス自体が素直に楽しめるようになります。
恋人と深く繋がりたい、マンネリ化しているという方は、ぜひスローセックスを試してみてください。
これまで感じたことのないような深い快感、愛が得られますよ。
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