甘えるとは?男性がときめく女性の行動や相手の気持ちを解説

甘えるとは?

「男性は女性から甘えられると嬉しい」という話をよく耳にすると思いますが、それでは「甘える」とは、具体的にどういうことでしょうか?

「甘える」とは、大きく分けて3つあります。

1つはスキンシップを増やすこと。手を握ったりギュッとしたり、とにかくお互いの体がくっつく行為を指します。

もう1つは自分が困っていたり、弱っていたりする時にヘルプを求めて頼ること。自分の弱いところを見せ、精神的に支えてもらいます。

最後の1つはお願いをすること。「あそこに行きたい」といった簡単なお願いから、男性の身長や力強さに頼りたい時のお願いを指します。

男性に甘えるのが苦手な女性の特徴・心理は?

男性に甘えたい気持ちはあっても、どう甘えればいいのかわからない…そんな悩みを抱える女性も少なくないそうです。

ここでは、男性に甘えるのが苦手な女性の特徴や心理について、解説していきます。

  1. プライドが高く人に頼るのが苦手
  2. 恥ずかしがり屋なところがある
  3. 自立していて、しっかり者
  4. 甘えるよりも尽くしたい
  5. 長女として育ってきた
プライドが高く人に頼るのが苦手

プライドが高い女性は、できないことを認めたり、弱いところを見せたりするのが苦手なため、なかなか甘えられないことが多いと言われています。

「かっこいい生き方をしたい」という誇りを持っている人や、「私は何でもできる」という自信がある人は、他人に甘えることで、これまで高く保ってきた矜持を失いそうな感覚になってしまうのです。

甘えることは誰かの庇護下に入るということですから、これまでの生き方と相反するため、葛藤してしまうのです。

恥ずかしがり屋なところがある

シャイなところがある女性も、人に甘えるのが苦手です。

「甘える」という行為が子供っぽく感じてしまい、そんな姿を他人に見せるのが恥ずかしいのです。

また、「甘えるような“か弱い女性”が自分のキャラじゃない」と思う人も、普段とのギャップを感じて恥ずかしくなりがちです。

他にも、1日を振り返って夜に1人反省会をする人や、自己肯定感が低い人も、「甘える」ことを恥ずかしいことだと捉えてしまうことが多いです。

自立していて、しっかり者

自立心が強くしっかりしている女性も、他人に甘えることが苦手です。

男女平等の世の中になってきたとはいえ、特に高い目標を持って生きている女性は、他人に頼ることに慣れていません。

弱点を見せず何でも1人でやってきたので、甘える前に1人でちゃちゃっと片づけてしまう傾向が見られます。

また、これまで気を張りつめていたので、一度甘えてしまうとタガが外れて際限が無くなってしまいそう…という不安もあるようです。

甘えるよりも尽くしたい

男女ともに共通するタイプですが、「甘えるよりも好きな人に尽くしたい」という人は甘えることが苦手です。

尽くしたいタイプの人は「相手に奉仕することで相手からの愛を得られる」という方程式を信じているため、ただ頼るだけになると「嫌われていないかな」「ワガママだと呆れられていないかな」と不安になってしまうのです。

これは心の深くに根づいた性分ですから、相手が尽くし系でも、なかなか切り替えられないでしょう。

長女として育ってきた

幼少期の環境が甘えられない原因になっているケースもあります。

たとえば長子や長女の方の場合、幼い頃から自分が甘えられる立場として育ってきたという人が多いでしょう。

下の子に頼られたり、親からもお手伝いをお願いされたりするのが普通だったため、甘え方がわからないのです。

たとえ1人でできないことがあっても、我慢することに慣れているので、他人にお願いするという発想がなかなか湧かないという部分も大きいでしょう。

女性に甘えられた男性の心理とは?

それでは、女性に甘えられた男性はどのように感じているのでしょうか? ここから、女性に甘えられた男性の心理を解説していきます。

頼りにされて嬉しい

好きな女性に頼られることに喜びを感じる男性は非常に多いです。

頼ってくれるということは、自分に気があるのでは…? とドキッとするようです。

また、女性に母性があるように、原始の時代に狩猟をして家族を守ってきた男性には庇護欲が備わっているため、女性に頼られると本能的に「守ってあげたい」と思うのだとか。

そして頼られると「かっこいいと思ってもらえるかも」と思わず張り切って応えてしまう男性も多いようです。

可愛く感じる

「女性の甘えてくる姿が可愛い」と思う男性も多くいます。

男性には「女性を守ってあげたい」という本能があり、か弱い姿を見せられると、思わずキュンとしてしまう男性は少なくないようです。

なかには甘えて恥ずかしそうにしている姿がたまらない、という男性も。

ただ、あまりにわざとらしい甘え方だったり、お願い事の内容が無理難題だったり、ワガママだと感じると、一気に冷めてしまうようなので気をつけましょう。

特別な存在だと愛を感じる

大人になってから他人に甘えるという行為は、その人のことを深く信頼しているという証でもあります。

そのため、好きな女性から甘えられたり、頼られたりすると、「自分は相手の女性にとって特別な存在なんだな」と実感できて、愛と絆を感じるようです。

相手の女性からそこまで特別に思ってもらえていると思うと、男性側も応えたくなり、女性のことを守るべき存在だと愛おしく感じたり、お願い事を叶えてあげたくなったりするようです。

男性が可愛いと喜ぶ甘え方のコツ5選

ここからは、男性が可愛いと喜ぶ甘え方を5つご紹介していきます。

男性に甘えるのが苦手…という女性は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. ちょっとしたおねだりをする
  2. 悩みを相談したり、頼ったりする
  3. 自分の気持ちを素直に伝える
  4. 上目遣いで、笑顔で話しかける
  5. 軽めのスキンシップを取る
ちょっとしたおねだりをする

基本的に、男性は女性から「頼もしい人=かっこいい人」と思われたい傾向があり、女性のお願いを叶えてあげられることに喜びを感じます。

そのため、「あの高いところの物を取って」や「1人だとお店に入りづらいから付き合って」といった、難易度の低いおねだりをされると、叶えやすいので、とても喜びます

また、「こんなちょっとしたことで困ってしまうんだな」と女性のか弱さに庇護欲が掻き立てられる方も多いようです。

悩みを相談したり、頼ったりする

悩み事を相談されるというのは、相手から信頼されているということであり、また特別な存在だと思ってくれているということでもあります。

そのため、女性から「あなただけに悩みを打ち明けるけど…」と言われたら、普段から頼られたいと思っている男性は、それだけでグッとくるでしょう。

また甘え下手の女性も、プライベートではなく仕事面の悩みだったら相談しやすいですし、男性もアドバイスしやすいのでおすすめです。

自分の気持ちを素直に伝える

素直に気持ちを伝えてくれたり、甘えてくれたりする女性に、男性は可愛いと思うようです。

女性が強がったり、平気なフリをしたりしていると、男性は「自分は必要ない、力になれない」と落ちこみ去る人もいます。

また、本音を隠したままだと、単純に気持ちのすれ違いも起きやすいでしょう。

甘え下手の女性も、普段は言わない本音を伝えるだけでも男性に可愛いと思ってもらえるので、ここぞという時は素直になってみましょう。

上目遣いで、笑顔で話しかける

上目遣いで、笑顔で話しかけるのも、男性の庇護欲を掻き立てられるのでおすすめです。

普段よりもグッと可愛く見え、「守ってあげたい」「愛おしい」という気持ちが増すでしょう。

そんな仕草で甘えられたら、ますますメロメロになる男性は多いはず。

昔からある、女性を可愛らしく見せるシンプルな方法ですが、シンプルゆえにいつの時代も破壊力が大きいようです。

ただ、やりすぎるとブリッ子に思われるので注意しましょう。

軽めのスキンシップを取る

上手に言葉で甘えられない人は、腕や手を掴んだり、くっついてみたりなど、軽めのスキンシップを取って甘えるのもおすすめです。

好きな女性から触れられることに喜ばない男性は、ほぼいません。

スキンシップは好意の証でもありますから、女性側からスキンシップを取ればとても喜んでくれるでしょう。

可愛らしい行動に、男性の「好き」という気持ちも盛り上がるはずです。

男性が嫌がる甘え方とは?

女性に甘えられるのは好意的に感じる男性は多いものの、場合によっては幻滅してしまうことも。

ここからは、気をつけたい男性が嫌がる甘え方を紹介していきます。

自分勝手なおねだりをする

夜中でも寂しいと思えば「今すぐ会いに来て」と言ったり、仕事で忙しいのに相手の都合を考えずデートをしたいと言ったりするなど、男性の都合や気持ちを考えない自分中心的なお願いは、頼られたい男性もげんなりしてしまいます。

最初は付き合ってくれても、自分勝手がすぎると、男性側も「自分のことを大切に思ってくれていないのでは…」と気づき離れてしまいます。

人間同士の最低限のマナーとして、思いやりを持つようにしましょう。

ワガママを言い過ぎる

甘えるというのは、相手にワガママを言って叶えてもらうことではありません

叶えやすいおねだりならまだしも、高価な物をねだったり、相手を自分の思い通りに動かそうとしたりしすぎると、「厚かましい」と反感を買ってしまいます。

大きなおねだりは誕生日や記念日などの特別な日だけにして、普段は相手の負担にならない小さなおねだりに留め、さらに自分からも相手に尽くしてあげるなど上手にバランスを取るようにしましょう。

不自然でわざとらしい

上目遣いで甘えられたり、甘い言葉で話しかけられたり、ギュッとくっつかれるなど、女性ならではの可愛い甘え方が好きな男性も多いですが、あまりにやりすぎたり、不自然でわざとらしく見えたりすると、男性も冷めてしまいます

また演技ということは、本心を偽っているということになりますから「騙されているのかも」「都合よく使われているだけかも」という疑心暗鬼が生まれ、女性からの好意を素直に受け取れなくなってしまいます。

素直な気持ちで甘えて、相手との距離を縮めよう

男性は基本的に女性に甘えられることが大好きです。

甘えることに慣れていない女性にとっては少し難しいかもしれませんが、自分が甘えたいという気持ちを素直に相手に伝えるととても喜ばれますよ。

甘える時は過度にならないよう、ある程度、節度を持つことも大切です。

この記事を参考にして、素敵な恋愛をしてくださいね。

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