好きじゃない人と結婚するのはアリ？理由とメリット・デメリット

好きじゃない人と結婚した人の割合は？

結婚は好きな人とするのが当たり前だし、そうじゃないと幸せじゃないと思うかもしれません。

しかしその実、さまざまな理由により、好きじゃない人と結婚しました、という人も案外います。

その割合は1割から2割と少ないものの、いることは事実。

一体どんな理由があったのかはもちろんですが、好きじゃない人の結婚にメリットはあるのか、デメリットはないのかも気になります。

そしてもしあなたが好きじゃない人と結婚を考えているのなら、事前に確認しておくべきポイントについても集めてみました！

好きじゃない人と結婚した人…その理由とは？

好きじゃない人と結婚した人の理由として挙げられるのが、相手の価値観が自分に合っていると感じたり、相手に経済的・社会的な余裕があり安心感があったからというものです。

また、家族や親戚から結婚や出産へのプレッシャーをかけられ、世間体のため妥協をし、好きではない相手と結婚するパターンもあります。さらに、たとえ恋愛的な意味で自分はときめきを感じていなかったとしても、相手が自分に好意を示し尽くしてくれたことから結婚に至るケースもあるようです。

（１）自分に合っていて安心感があったから

たとえ好きじゃなくても、自分に合っていて安心感があったからという理由で結婚する人がいます。

一緒にいるとほっとできる、格好をつけずに素の自分でいられるなどは、ずっと一緒にいるうえで大切なことです。

また、価値観が一緒でもめることが少ないというのは、これも結婚するうえでは大事な条件です。

これらを満たしているなら、今は隙じゃないと思っていたとしても、将来的に好きになれて、幸せになれる可能性は高そうと感じますよね。

（２）将来性があったから

好きじゃない人でも、将来性があれば安定を求めている人にとっては素晴らしい結婚相手になります。

お金や地位で選ぶなんて、と言われそうですが、これは多かれ少なかれ誰もが気にしているものです。

それを「でも一番の理由は好きだから」のようにすり替えていることも多くあります。

また、お金がなく不安定な生活になると愛も冷めがちになりますから、そういうことを見据えた場合には、これはある意味賢い選択と言ってもいいかもしれません。

（３）独身に対する周囲の目が気になったから

好きじゃない人と結婚した理由には独身に対する周囲の目が気になったからというのもあります。

周りがどんどん結婚していって、自分だけが残っている、そして周りは「まだ結婚しないのかな」という目で見てくるという場合には、焦りが出ます。

どうしよう、早く結婚しなきゃ、と思っているところに、自分のことを憎からず思っている適齢期の人がいて、結婚に対して積極的ならば、この人でいいや、と結婚してしまう、ということも案外あるものです。

（４）子どもが欲しかったから

子どもが欲しかったからという理由で隙じゃない人と結婚することもあります。

何となく付き合っていて子どもができた、という場合には特にその傾向にありますし、自分の年齢を気にしていたりすると、子どもが欲しいからすぐ結婚できそうな人を探そう、となることもあります。

現実的な問題として、安心して子どもを産み育てるためには、やはりパートナーがいた方が経済的にも有利だしという気持ちを抱くのはある意味当然ですよね。

（５）自分のことを好きでいてくれたから

こちらがそれほど好きじゃなくても、自分のことを好きでいてくれたからという理由で結婚することは結構な確率であるようです。

愛されて結婚する方が幸せ、という意見もありますから、それに従えば、好きじゃない人との結婚だとしても幸せな生活を送れる可能性はかなり高くなります。

燃えるような恋愛ではなくても、自分のことを常に気にかけてくれて、褒めてくれるような人と穏やかで愛情に包まれた毎日を送れるなら、それもいいかなと思ってしまいますね。

好きじゃない人と結婚するメリットとは？

好きじゃない人と結婚をするメリットは、心の平穏を保てるという点です。

好きな相手との恋愛では、相手の態度や言葉に振り回されたり、喧嘩をして気持ちが揺らいでしまう事もありますが、好きではない人と既に結婚してしまっている場合はそういった恋の悩みに頭を悩ませられることはありません。

また、相手からの熱烈なアプローチに根負けして結婚に至った場合、たとえ自分は好きではなかったとしても、愛されている自信を持って暮らすことができます。

さらに相手に結婚当初から高い理想を持って期待しすぎてしまう事もないため、2人の関係に亀裂が生じにくいと言えるでしょう。

（１）恋に振り回されずに生活できる

好きじゃない人と結婚するメリットその1は恋に振り回されずに生活できることです。

好きな人と一緒にいると、好かれたい気持ちが強くなってしまい、相手の一挙手一投足に振り回されてしまうことも多々あります。

しかし、好きじゃない人と結婚すると、自分らしいままで愛されている自信を持って過ごすことができるのです。

モテモテの人と付き合って苦しんだ経験がある人ならなおさら感じることでしょう。

恋に振り回されて疲れることがないのは、長く一緒にいるうえではかなり大きなメリットとなります。

（２）愛されている自信が持てる

好きじゃない人と結婚するメリットその2は愛されている自信が持てることです。

好きじゃない人と結婚する場合、相手の方から強く愛されていることの方が多くなります。

変に自分を作らないままでいても「それでいい」と受容されているのですから、愛されている自信が持てるのは当然のことです。

特に、ことあるごとに愛情表現をしてくれるタイプであれば自己肯定感も高まり、結婚してよかったと思えることも増えてきます。

そして、その愛に応えようと思え、関係性が良くなることも多いです。

（３）相手に最初から期待しすぎないので楽

好きじゃない人と結婚するメリットその3は相手に最初から期待しすぎないので楽です。

「この人しかいない！」と思って一緒になった、大好きな人であればどうしても理想化しがちになり、こんなはずじゃなかったと思うことが多くなります。

期待値が大きい分、落胆することもあり、それが別れにつながることもあります。

しかし、好きじゃない人であれば最初からあまり期待をしていないので、思わぬことがあってもあまり動じないのです。

逆に「こんないいところがあるなんて！」と評価が上がることの方が多いです。

好きじゃない人と結婚するデメリットとは？

好きではない相手と結婚するデメリットとして多く挙げられるのが、不倫や離婚に至りやすいという点です。

恋愛をして結婚をした訳ではないため、つい浮気心が湧いてしまうことも。

また、知人で好きな相手と恋愛をして結婚をしている様子を見かけるとつい妬んでしまうこともあります。

日常生活の中でも、相手にドキドキする機会があまり無かったり、相手のために自分の時間や手間を犠牲にしてでも尽くそうというモチベーションが湧きにくくなります。

恋をしている訳ではないため、相手の欠点を盲目的に受け入れることも難しく、幻滅してしまうこともあり得ます。

（１）不倫・離婚に至りやすい

好きじゃない人と結婚するデメリットその1は不倫・離婚に至りやすいことです。

好きじゃない人は、例えていえば家族と同じような感じで、あまりときめいたり、ドキドキしたりすることもありません。

また、毎日眺めてうっとりするようなこともありません。

そのため、理想的な異性を見るとついフラフラと不倫に走ってしまうことがあります。

そしてたとえバレたとしても、もともと好きで一緒になったわけじゃない、ということで比較的簡単に離婚に至ってしまうことがあります。

（２）好きな相手と結婚している知人を妬んでしまう

好きじゃない人と結婚するデメリットその2は好きな相手と結婚している知人を妬んでしまうことです。

普段は何とも思っていなくても、大好きだった人と結婚して幸せそうな友人や知人を見たりすると腹立たしく思ったり、嫉妬して嫌味を言いたくなったりしてしまいます。

「自分の方が見た目もいいはずなのに何で！」という気持ちが湧きあがることもあります。

自分で決めて結婚したにも関わらず、妙な劣等感にさいなまれたり、自分の結婚相手に八つ当たりが止まらなくなってしまったりということもあります。

（３）相手にときめきを感じる機会が少ない

好きじゃない人と結婚するデメリットその3は相手にときめきを感じる機会が少ないことです。

見た目がものすごく好みだとか、「ここがたまらなく好き」というポイントがあったりするわけでもない、だから恋に落ちなかったわけです。

それが好きじゃない人ですよね。

そのため、どうしても相手に対してときめいたり、すてきだなと感じたりすることが少なくなります。

場合によっては、ときめきどころか人前であまり一緒にいたくない、という気持ちになってしまうことさえあるようです。

（４）相手のために尽くすモチベーションが湧かない

好きじゃない人と結婚するデメリットその4は相手のために尽くすモチベーションが湧かないことです。

好きな人のためには何でもがんばれる、ということがあります。

しかし、好きじゃない人のためにはなかなかがんばる気力が湧きにくいのです。

好かれている自信があるからこそ、もうこれでいいやとなって自分磨きをすることもなくなって、自堕落な生活を送ってしまうこともあります。

その結果、気が付いたら何もできない、何もしない人になってしまっていることもあります。

（５）相手の欠点が目についてしまう

好きじゃない人と結婚するデメリットその5は相手の欠点が目についてしまうことです。

いいところ、好きなところが多いと、多少嫌なことがあっても目をつぶることができます。

相手に好かれたいという気持ち故に、我慢できることも多々あります。

しかし、好きじゃない人は「こういういいところがあるから、目をつぶろう」と思えるところがないため、どうしても欠点の方が目につきやすくなってしまいます。

そうなると、ついつい厳しく指摘したり、改善を迫ったりして関係性が悪くなることがあります。

好きじゃない人と結婚する上で事前に確認すべきポイントとは？

好きじゃない人と結婚する上で事前に確認しておくべきポイントとは、まずは金銭感覚や価値観など共同生活を送る上でかならずすり合わせが必要な部分が一致しているかという点です。

また、恋愛の上に結婚した関係でないとしても、肉体関係を持つことができるかも重要なポイントです。

相手本人だけでなく、相手の家族とも末永く関係を続けていくことになりますので、相手の家族や親戚が親切か、トラブルに直面した時に協力してくれそうかを見極めておくことは重要です。

（１）金銭感覚・物事の価値観が自分と近いか

事前の確認ポイントその1は金銭感覚・物事の価値観が自分と近いかです。

価値観が近い人は、長く一緒にいても違和感がありませんし、うまくやっていくことができます。

例えば、ここにはお金を使いたいという場所が一緒であればお財布でもめることもありませんよね。

金銭感覚の違いは、たとえ好きな人であってもなかなか埋めがたいものです。

離婚につながる要因ともなりますので、最初にしっかりと確認しておくことが大切です。

（２）相手と肉体関係を持てるか

事前の確認ポイントその2は相手と肉体関係を持てるかです。

結婚して夫婦になるということは、ある意味当然の権利として夫婦生活を求められます。

子どもが欲しいと言われることもあるでしょう。

たとえ好きじゃない人だとしても、別に体の関係を持つことに関しては平気、嫌悪感なく肉体関係が持てるなら大丈夫です。

絶対に嫌、触れられたくないというような場合は、いくら結婚の条件が整っていたとしても避けた方がいいでしょう。

（３）2人で協力して困難を乗り越えられそうか

事前の確認ポイントその3は2人で協力して困難を乗り越えられそうかです。

長い夫婦生活の中で、どうしても大変なことにぶつかることがあるでしょう。

たとえば、相手が失業した時に自分が一生懸命支えられるかを考えてみましょう。

「絶対嫌！自分で何とかしてほしい」と思ってしまうようなら、相手を思いやることができない状態です。

いくら好きじゃない人とはいえ、大変な時には支え合いが大事になります。

それができないなら、結婚はやめた方がいいでしょう。

（４）相手の家族は良い人か

事前の確認ポイントその4は相手の家族は良い人かです。

好きじゃない人の家族が、自分に意地悪をしてくるような人だったり、あなたを大切にしてくれないような人だったりしたら、一緒にいるメリットなど吹き飛んでしまいますよね。

逆に親や兄弟姉妹がいい人であれば、和気あいあいと楽しい生活を送りやすくなります。

相手の親との関係は好きな相手であっても悪化すると離婚につながります。

事前にしっかりと確認しておきましょう。

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