不倫中の独身女性は必見!不倫関係を長続きさせる付き合い方とは

不倫相手との関係を長続きさせたい…。不倫関係を長続きさせるコツはあるの?

既婚者の彼のことが本気で好きなのであれば、不倫関係を少しでも長続きさせたいと望むのは不倫であっても自然なことといえます。

しかし、不倫という複雑な状況だからこそ、長続きさせることは難しいと感じるのだと思います。

今回は、実際の相談内容をもとにプロのカウンセラーが「不倫関係を長続きさせる付き合い方」について詳しくアドバイスしていきます。

既婚者の彼にとって、都合のいい女?

一般的に「一方的な不倫の恋」のように、相手から呼び出されると出向いてしまう、相手の言いなりになってしまう人の中には、ネガティブな心理が隠れていることがとても多いといえます。その代表例が「私は重い」という心理です。

自分の幸せの全てを相手に委ねてしまうタイプ。一人では幸せになれないと無力感を抱いてしまう度合いだけ、「私が幸せになれないのは、あなたのせいなのよ」と思いこむタイプですね。

しかし大人である私たちはそのことを否定したくなります。重い女(男)では恋もうまくいかないし、相手に嫌われることを知っているからです。そんな重い私はダメ。だからもっと相手にとっていいパートナーにならないと…。

ここで登場するのが「都合のいいパートナー」なんです。相手の言うことはできるだけ叶えてあげたいし、相手の気持ちを乱すようなことは怖くてできない。そう感じているぶん、あなたはあなたの意思で行動することがとても怖くなってしまいます。

それぐらいあなたは「愛される」ことに慣れていないのかもしれませんし、自然体の自分では愛してもらえないと感じているのでしょう。そんなあなたの中には「無価値感」という感情が根強くはびこっています。「私には価値がない」という感情です。

自分には価値がないから、一人では到底幸せになれない。自分には価値がないから、相手の言いなりになるしかないし、相手の気持ちを乱すようなことはできない。しかし、その思いや感覚を自分で認めることは、とても怖いことだし嫌なこと。都合のいい女(男)なのかな? と不安を感じつつも、相手の言いなりになってしまうということが起こるのですね。

このような心理を持っている人は、愛してほしいという強い要求を恋愛感情だと誤解してしまうことが多いんです。そして、自分のことを必要としてくれるのを恋愛感情だと思いこんでしまいがちなのですね。だから、相手への執着心も人一倍強くなる傾向があります。

もし、このコラムを読んでいて辛い気持ちがあふれてきたら、すでにあなたの心は「今のままでは幸せになれない」と知っているのかもしれません。だから今が辛いのでしょう。あなたの心は傷ついているのかもしれません。今、その傷を癒やすことを求めているのですね。

今、あなたが都合のいい女(男)になっているのかも…と感じているなら「あなたはあなたであるだけで愛される価値」がある、ということを思い出してください。「自分を大切にする」と毎日強く意識してみましょう。それが全ての始まりです。

ただ、今のあなたは「孤独」を抱えているはず。不倫の恋をしていれば、それを誰かにオープンにすることは難しいでしょう。こういう時は、もっと周囲とのコミュニケーションが必要なんです。相手以外に自分を客観的に見てくれる人、愛してくれる人、応援してくれる人とたくさんつながることです。するとあなたの中に答えが浮かんでくるでしょう。何が真実なのか、が見えるはずです。

そして、やがて、あなたの幸せな未来について、あなたが決断できた時、あなたに「自信」という恩恵がやってきますよ。そうなったら、都合のいい女(男)からもちゃんと卒業できるはずですよ。

不倫関係の相手とのデートはマンネリ化…どうする?

不倫相手の立場って、とても弱いといえるでしょう。また不倫をしている状態には後ろめたさがつきまといますから、自分から不倫関係にある相手に求めることが難しい、制限つきの恋愛になってしまいがちです。

この罪悪感が、時に不倫の恋を燃え上がらせるエネルギーになりますが、一方で自由な恋愛を制限するものになってしまうのです。あなたに恋の主導権がないのも不倫の特徴といえるでしょう。

もともと不倫の関係は、お互いに罪悪感を心の中で選ぶことで成り立っています。相手のほうも罪悪感があるゆえに二人の関係を積極的にリードしにくいでしょうし、二人の関係をオープンにできません。なので、デートを工夫する発想はなかなか持ちにくいのです。

さて、この恋の主導権を持てない感覚。これは心理的に見て、自己評価の低さを写し出しているんですね。“無価値感”という心理が強い状態だといえるでしょう。自分に価値がないと思っているため、相手に求めることが難しいのです。

そして私たちの心は、心のあるがままの現実を引き寄せる性質があります。つまり、自分のことを嫌っていると、自分にとって過酷な状況に身を置くんです。意識では自分のためと感じているのですが、多くの場合、罪悪感があるがゆえに過酷さを自分に与えていくわけです。

それと同じで、不倫という制限のある、恋の主導権のない状態に身を置くということは、あなたの心が「私は何かを求めてはいけない」と感じている可能性があるんです。だから、実はこのようなケースでは、この自己価値の問題に意識を向けるのが解決策になるんです。

「デートに工夫を」と思っているあなたの思いを率直に相手に伝えること。そして相手に満たしてもらうこと。それが叶う状況をあなたの心が求めない限り、現実はいつも制限だらけになってしまいます。

だからこそ、自分自身に問いかけてみるといいでしょうね。

「今のこの状況で、あなたは満足?」

全ての答えは相手ではなく、あなたの中にあるのです。

不倫相手に会うのを断ると、別れを告げられそうで怖い

あなたは求めることが苦手なのかもしれません。そして、自分自身に自信がなくて、大切なものが離れていくことに強い恐れを感じているのかもしれません。

そんなあなたは、相手だけではなく、何事においても「お願いすること」が苦手ではないでしょうか? この状態、心理的に見ると「無価値感」という感情がとても強くなっていると考えられます。

自分自身のことをちっぽけに感じていたり、実際にそう扱っていたり…。自分の素晴らしさを感じられなかったり、魅力を認められないのです。

あなたがもしそのような状態であれば、今、目の前にいる不倫の相手との間で始まったことではなく、昔からあなたの心の中が「無価値感」で満たされた状態だったのかも。

自分は無価値だ。自分なんて…。そう思ってしまうと、自分自身を大切に思えない度合いだけ、きっと相手も私のことをそう扱うだろう、価値を見ていないだろうと感じてしまうんです。

心理学ではこれを投影といいます。自分の内面、感情を相手に映し出し、あたかも相手がきっとそう思っていると感じてしまう心理作用

そして私たちは大切なものを失うことをとても恐れます。危機を回避したいという心理が働きます。あなたにとって「別れ」がそれにあたるのかもしれません。その恐れを動機に不倫の相手との関係を保とうとすれば自分の意思をどこか捨てなければという「観念」、つまり思い込みができあがってしまうのです。

これは本当に苦しい状態を生み出しますし、あなたは自由さを失ってしまうのです。

もちろんこれは意識ではなく心のお話。頭で考えて明確に理解できるものではないと思ってくださいね。

ではどうしたらこの状態を変えられるのでしょうか? まずは自分で自分を普段からどう扱っているか、自分自身をどう評価しているのかをチェックすること。

そして自分に対し、粗末な扱いはしないと心に決めること。自分で自分を大切にすると決めること。それを相手にしてもらうんじゃないんですね。私が私を抱きしめてあげると、決めるんです。

そのうえで、とても素晴らしい私にふさわしい振る舞い、態度を整えること。たとえば、自分に対して否定的な言葉を使うのをやめる。自分自身にねぎらいの言葉や承認の言葉をかけてあげる。

また、オシャレにこだわってみたり、自分自身を美しく演出したりすることも大切です。あなた自身にご褒美をたくさんあげることで、無価値感は徐々に変化しいきます。無価値感からあなたが解き放たれ、自分の意思で自分の自由さと相手との対等さを感じられた時、今ある恋の問題は解決していくでしょう。