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身長差カップルの体の相性は悪い?
身長差があるカップルの場合、セックスには様々な問題が生じて、一般的には体の相性が悪いと言われています。
- 無理な態勢を取り、体に負荷がかかる
- セックスの体位に向き・不向きがある
- 挿入時の性器の位置がフィットしない
まずは体の相性が悪いと言われている理由について、解説していきます。
無理な体勢を取り、体に負荷がかかる
身長差カップルがセックスする時、体位によっては無理な体勢を取る必要があり、お互いの体に負荷がかかる場合があります。
身長差がある場合には、高いほうは体を縮める必要があり、低いほうは体を伸ばす必要があります。そのため、当然ながら変なところに力が入ったり、窮屈な体勢になったりしやすいので、なかなかイケなかったり、エッチ後に体が痛かったりしがちです。
また、愛情を感じられる「セックスしながらのキス」がしにくいのも、大きな悩みといえます。
セックスの体位に向き・不向きがある
身長差カップルはセックスの体位に向き・不向きが出てしまうのも、体の相性が悪いと言われる要因です。
たとえば、オーソドックスな正常位・後背位は、女性が高く腰を上げたり、男性が大きく脚を開いたりなどして、性器の位置が合うように体を調整する必要があり、何かと大変に感じてしまいます。
そして、立ちバックなどの立ってするセックスは、男性は脚を曲げる必要があり、女性は背伸びをする必要があって、エッチ後はどっと疲れてしまうことも。
セックスもですが、前戯でよく行うシックスナインも身長差があるとうまくハマりにくく、身長差カップルには不向きといえます。
挿入時の性器の位置がフィットしない
身長差カップルが抱えるセックスの悩みとして、挿入時の性器の位置がフィットしないケースもあります。
小柄の女性の場合には小さかったり、大柄の男性の場合には大きかったりと、身長差があると、どうしても性器サイズの差も出てきます。そのため、挿入しづらかったり、痛みを伴ったりして、せっかく盛り上がった気持ちもセックス前に萎えてしまいがちです。
一度、挿入できたとしても、動く度に抜けたり、ずれたりすることもあり、お互いセックスがゆっくり楽しめなかったり、エッチの快感が味わえなかったりして、体の相性を悪く感じることがあります。
身長差カップルのセックスにもメリットはある?
体の相性が悪いと思われがちな身長差カップルのセックスですが、一方で変わった体位に挑戦しやすいというメリットがあります。
小柄な女性と大柄な男性の組み合わせなら、難易度が高いと言われる駅弁スタイルのような、女性を持ち上げる体位も比較的やりやすいといえます。
そして、女性側のメリットとして、包み込まれるような安心感が得られることが挙げられます。どんな体位でもぎゅっと抱きしめられることが多く、幸せな気分になれます。
男性側のメリットとしては、密かに支配欲を満たせるということです。男性側が明らかに優位に立ち、リードできることが多いので、満足感が高いことが多いといえます。
身長差カップルに合うキスの方法
キスはロマンチックなもので、セックスが盛り上がる要素の1つでもあります。
それでは、身長差カップルが素敵なキスをする方法について、ご紹介します。
座っている時にキス
座っている時のほうが、身長差が少ないため、身長差カップルに合うのは、座っている時のキスです。
ソファーやベッドに並んで座っている時や、あまり人に見られないような個室で並んでいる時にキスをするのがおすすめです。
身長差があると、思い切って膝に乗って甘えながらキスできるのも魅力的といえます。
寝転びながらキス
寝転びながらキスするのも、身長差カップルにおすすめです。ベッドやカーペットなどにごろんと寝転んでいれば、身長差は気になりません。
どちらかが少し起き上がってキスをしたり、横向きでキスをしたりと、身長差がないカップルと同様にキスを楽しむことができます。
顔が目の前にあるという新鮮さを楽しむこともできます。
階段の段差を使ってキス
身長差を埋めるために、階段の段差を使ってキスをするのもおすすめです。
階段などの段差を使ってするキスは、まるで物語の主人公になったようで、これは身長差があるカップルにしか楽しめないメリットといっても良いでしょう。
上る時には小柄の女性が少しだけ先に行って振り返ってキス、降りる時にはちょうどいい段差になった時に大柄の男性を呼び止めてキスするとムード満点です。
身長差カップルにおすすめの体位
ここからは、身長差カップルに向いているおすすめの体位を紹介していきます。
対面座位
身長差カップルにおすすめの体位1つ目は「対面座位」です。
座っている男性の膝に女性がまたがって乗る形になりますが、身長差があっても相手にぎゅっと抱き着くことが可能なうえに、セックスしながらのキスも堪能できる優秀な体位です。
顔が近いので、攻める側は相手が自分の行為によって感じている様子がじっくり見られて自分も興奮し、満足度が高まります。
たとえ身長差があったとしても座ったままなので疲れにくく、休憩の時には抱きしめ合ったり、キスをしたりと長くセックスを楽しめるというメリットもあります。
騎乗位
身長差カップルにおすすめの体位2つ目は「騎乗位」です。
仰向けに寝転んでいる男性に女性がまたがる形になります。
しっかり性器を密着させておけば、身長差があってもスムーズです。小柄な女性が動きやすいのも魅力の1つです。
身長差がある場合、女性はとかく見下ろされる側なので、自分が上になって相手を見る形はかなり不思議で刺激的ですし、男性側もまたしかりです。
普段とは違う視界に、どちらも燃え上がること間違いなしです。
駅弁
身長差カップルにおすすめの体位3つ目は「駅弁」です。
駅弁を売る人のように、挿入したまま男性が立ち上がり、女性を持ち上げるという体位です。
同じくらいの体格であれば、双方に負担が大きいのですが、身長差かつ対格差があるカップルは比較的挑戦しやすく、男性側にも負担が少ないのです。
また、女性を抱きかかえるという男性らしさをアピールできる体位なので、思い切って挑戦してみると良いでしょう。
新鮮さも感じられる体位なので、マンネリ気味の身長差カップルにおすすめです。
側位
身長差カップルにおすすめの体位4つ目は「側位」です。
女性を後ろから攻めることができるバックスタイルを好きな男性は多いのですが、身長差があるカップルには向きません。
しかし側位、いわゆる寝バックなら、横向きに寝た状態で挿入するので、身長差があっても負担が少なく、おすすめです。
女性側は男性からバックハグされる形になり幸福感に包まれますし、男性は両手が空いていることから女性を愛撫することも可能。お互いに満足度の高いセックスになりやすい体位です。
身長差カップルがセックスを楽しむコツ
それでは最後に、身長差カップルがセックスを楽しむコツについて、紹介していきます。
正常位にはクッションで高さ調整
セックスの基本的体位「正常位」。身長差カップルの場合、男性の性器と女性の腰の位置が合わず、挿入が難しいとされていますが、クッションで高さ調整することで挿入がスムーズになるので、おすすめです。
女性の腰の下にクッションを入れて高さを調節することで、男性が無理に膝を広げることもなければ、女性が無理な体勢になることもありません。
しっかり密着できる角度を探して調整すると、お互いの体の負担がなくなり、深く挿入できて感度の高いセックスを堪能することができます。
シックスナインは男性が上になる
性的興奮や快楽を求め合う「シックスナイン」は体格差が影響に出やすいため、身長差カップルの場合なら、男性が上になるように工夫が必要です。
男性が上に乗って背中を丸めることで、女性との身長差が縮まります。脚の開き方によって高さを調整できるので、お互いがちょうどいいところで攻め合うことができます。
男性は征服欲を、女性は羞恥心を煽られて感度が上がりやすくなります。
バックはベッドやソファーを使用する
身長差カップルがバッグの体位を試すなら、ベッドやソファーを使用し、段差をうまく活用すると位置が合わせやすくなります。
ベッドの端に女性がスタンバイすると見た目も刺激的で、男性も興奮しやすくなります。ソファーやその背もたれを使って角度を調整すれば、立ちバックも可能です。
2人で楽しみながら一番良い高さを探せるのも魅力的です。
挿入時に痛みがあるなら、潤滑ゼリーを活用
身長差カップルの場合、性器の大きさに差があったり、角度が合わせにくかったりすると挿入する際にどちらにも痛みが伴うことがあるので、そんな時は潤滑ゼリーを活用しましょう。
潤滑ゼリーを活用することで、挿入がスムーズになり、セックスの満足度がグンと高まります。
女性側だけではなく、男性側にも少し塗ってあげるようにすると、前戯の1つとなるので、気持ちも盛り上がります。
積極的に前戯をして興奮度を高める
身長差カップルの場合、セックス前の前戯を積極的に行うことで、エッチの興奮度を高めることができます。
セックスは挿入するだけではありません。抱きしめ合うこと、キスすること、感じる部分に触れることなど、たくさんの楽しみがあります。
それらの前戯を積極的に行い、お互いの感度を最大限に高めていくことで、普段よりも挿入が楽になったり、お互いに積極的になれたりします。
身長差にとらわれずに、2人で愛を育んで
身長差カップルは周りから見れば理想的ですが、実際は大変なこともあります。
特にセックスで何かと苦労が多くなるため、楽しむには一工夫する努力が必要になります。その努力も楽しみながらできるようになれば、お互いの絆も深まってきます。
あまり身長差を気にしすぎず、「どんなことも2人で楽しむ」気持ちを大切にしてくださいね。