「匂わせ写真」とは？実例や心理・匂わせ画像の撮り方を解説！

いい意味でも悪い意味でも話題になりやすい、SNSの匂わせ写真。

芸能人の匂わせ写真がSNSで話題になったり、匂わせ写真がきっかけで熱愛が発覚する、なんてこともしばしばあります。

でもせっかく大好きな恋人がいるならば、やってみたいという気持ちもわかりますよね。

今回は、匂わせ写真を撮る人の心理や、匂わせ写真の実例、撮り方について解説します。

「匂わせ写真」の意味

時々話題になる「匂わせ」という言葉ですが、もともとの意味は「言わなくても気づいてもらえるような方法でほのめかすこと、それとなく匂わせること」というものです。

今は「匂わせ」という言葉には、特にSNSを使って恋人がいる、今恋人と一緒にいる、ということをそれとなくちらつかせ、間接的に自慢する行為というニュアンスが含まれています。

その写真の事例は様々ですが、例えば女性の1人暮らしなのに男性のものが写り込んでいたり、ペアのものがさりげなく写っていたり…など、「匂わせ写真」には色々とバリエーションがあるものです。

一見特に深い意味のなさそうな日常の風景を切り取った写真なのに、それに添えられている言葉が意味深であったりする場合もあり、両方で恋人がいる、付き合っている人がいるということを間接的にアピールしているということもあります。

匂わせ写真を撮る人の心理

では、匂わせ写真を撮る人の心理とは、一体どのようなものなのでしょうか？

「なるほどね、わかる！」と思うものから「そうなの？」と驚くものまで色々あるようですよ。

恋人に対して不安がある

まず1つ目は、「恋人に対して不安がある」というものです。

「この人は自分のことだけを本当に好きなのか？」と不安に感じていたり、ほかにライバルがいて安心できないという場合には、匂わせをすることが多いようです。

何となく恋人とギクシャクしていることを周囲に隠したいという気持ちや、自分が安心したいという気持ちもあります。

また、「この人は私のものよ」というふうに、他の女性に対するけん制のような意味合いも含まれていることがあります。

自慢したい

心理あるあるその2は「自慢したい」というものです。

自分は幸せだと周囲に自慢したいけれど、堂々と言うのがはばかられる…という場合に、匂わせ写真を使うことがあります。

恥ずかしがり屋で表立って言えない人もいますし、不倫など、みんなに大きな声で言えないというお付き合いをしているから、というのもあります。

ただ、それでも自分がすてきな人とお付き合いをしており、幸せだということを何とかして自慢したい、という気持ちがあると、匂わせ写真を投稿したくなるのです。

マウンティングしたい

3つ目は、「マウンティングしたい」というものです。

自分はこんなに幸せな状態にいる、ということを周囲に見せつけてマウントを取りたい気持ちが強くなっているときにも、匂わせ写真を投稿することがあります。

特に周りに対して劣等感があった、という人は、すてきな恋人ができたこと、愛されているということを見せつけて、「自分の方が幸せだ」ということを表現したくなりやすいようです。

この場合は、匂わせることが楽しい、という場合もあります。

注目されたい

4つ目は、「周囲から注目されたい」というものです。

匂わせ写真を投稿している人を見ると、どうしても「これはどういう意味なの？」「これってもしかして？」と気になることが多くなりますよね。

そうやって自分に注目してもらえるのを知っているからこそ、匂わせ写真を投稿するということがあります。

写真を見てもらうことはもちろんですが、それを見た友人から「これってどういうこと？」と連絡が来ることに対しても喜びを感じている場合があります。

関係を公言するのに抵抗があるが、思い出は残したい

心理あるあるその5は「関係を公言するのに抵抗があるが、思い出は残したい」というものです。

恋人のことは大好きだし、幸せを周囲に伝えたい気持ちもあるけれど、SNSでどーんと2人の幸せな姿を公開するのは少し恥ずかしいし、プライバシーの問題もあるし…と悩んでいる人が、匂わせ写真を投稿することがあります。

匂わせであれば、「付き合ってるの？」と聞かれても、言いたくない相手にはごまかすことができて便利なのです。

なんでも記録に残しやすくなった今の時代、関係をおおっぴらにしなくてもSNSで思い出を残せるので便利ですよね。

匂わせ写真の例

では、匂わせ写真の実例についていくつかご紹介していきたいと思います。

自分が撮る時の参考にもなりますし、「もしかしてこれは匂わせ？」と思った時の判断基準にもできて便利です。

（１）異性の体の一部が写っている写真

匂わせ写真の事例その1は異性の体の一部が写っている写真です。

料理やほかのものを撮影した写真にさりげなく男性と思われる手や足、背中、頭の一部などが写っていたり、遠くでぼかす感じで写り込んでいたりする写真は、匂わせ写真の典型と言ってもいいでしょう。

明らかに1人ではないという雰囲気を漂わせながら「行きたかったお店に行ってきた」「すてきなレストランを見つけたよ」のように言葉を添えて投稿することが多いようです。

（２）カップルだとわかるような影の写真

匂わせ写真の事例その2はカップルだとわかるような影の写真です。

本人たちの顔がわかるような写真は使われていないものの、どう見ても男女だ、とわかるような影の写真をアップしている人がいます。

手をつないでいたり、寄り添っていたりする影がアップされていれば「恋人なのかな？」と感じる人の方が多いでしょう。

全体像でなくとも、つないだ手の影や、頭をこつんとくっつけた影がアップされていたりする場合もあります。

（３）もらったプレゼントの写真

匂わせ写真の事例その3はもらったプレゼントの写真です。

きれいにラッピングがなされていたり、メッセージカードが添えられているようなプレゼントの画像だけがアップされており、これもまた明らかにプレゼントされたんだな、とわかるように「ありがとう」や「うれしい」のような一言が添えられていたりします。

これは、恋人からプレゼントをもらったという匂わせ写真の可能性がかなり高くなります。

特にブランドものや指輪などは匂わせ確定でしょう。

（４）2人分の食器や料理が写っている写真

匂わせ写真の事例その4は2人分の食器や料理が写っている写真です。

相手は写っていなくても、食器が2人分写っている写真や、その上に料理が乗っていて、明らかに2人分だとわかる写真も匂わせ写真でよくあるパターンです。

マグカップが2人分、カトラリーが2人分のようなものもこれに入ります。

2人分が頻繁にアップされるようになった場合には、一緒に住んでいるということをアピールしたいという意図があるのかもしれません。

（５）誰かに撮られた自分の寝顔の写真

匂わせ写真の事例その5は誰かに撮られた自分の寝顔の写真です。

寝顔は、自分が心を許した人にしか見せないものですし、寝てしまう時間は限られますよね。

それなのに、その寝顔の写真を撮られているということは、そういった親しい間柄の人がいるということを察することができます。

つまりは恋人だろう、というふうに感じさせるのに、「いつの間にか撮られていた」という一言を添えて寝顔がアップされている場合には、かなり匂わせです。

（６）誰かに撮られた旅行中の写真

匂わせ写真の事例その6は誰かに撮られた旅行中の写真です。

1人で行ったはずの旅先で、たくさんの写真を誰かに撮ってもらってアップしている人がいます。

有名な撮影スポット以外にも、ちょこちょこ写真を撮ってもらっている場合には、「これは誰かに頼んだんじゃなくて、恋人と一緒に行ったんじゃないか」のように思うことがありますよね。

特に至近距離で笑顔を撮っている、という場合には、匂わせ写真だと思っていいでしょう。

（７）指輪などペアアクセサリーが写り込んだ写真

匂わせ写真の事例その7は指輪などペアアクセサリーが写り込んだ写真です。

指輪やネックレスなど、ペアで使えるタイプのアクセサリーが写っている写真は匂わせの定番です。

自分たちが実際にはめて手を写すものもあれば、アクセサリーだけをアップする場合もあります。

そして基本的にペアアクセサリーをアップした場合には、見れば「恋人がいるんだな」ということがわかるため、コメントで特に言及しない、ということが多いようです。

恋人の存在を匂わせる写真の撮り方

「私も実際に匂わせ写真を撮りたい！」というあなたのために、ここからは匂わせ写真の撮り方についてお伝えしていきます。

構図や雰囲気の参考にしてみてくださいね。

（１）2人分のグラスを写す

匂わせ写真の撮り方その1は2人分の食器やグラスを写すです。

明らかに2人分のものが写っているよりは、やや見切れていたり、1人分は少し後ろでぼかして入っていたりする方が「うん？」と目にとまりやすいでしょう。

またその際には、2人でどこかに行った、デートだった、のような言葉は添えない方がいいでしょう。

「誰かと行ったのかな？」と画像をよく見ると2人分のグラスや食器が写っており、「え、恋人かな？」と関心を持たせることができます。

（２）相手を見切れさせる

匂わせ写真の撮り方その2は相手を見切れさせるです。

相手の顔をどんと移すのではなく、手や足などの体の一部分を見切れさせて撮影すると、「あれ、この見切れている人は誰？」と見ている人が気になるのです。

自分がメインの写真でも、よく見ると相手の手が写っていたり、明らかに男性であるとわかるような足元が写っていたりすると、見る方は興味を惹かれますよね。

顔は出さないけれど、例えば頭や後ろ頭、肩口などを写すというのもおすすめです。

（３）恋人の服を着て撮る

匂わせ写真の撮り方その3は恋人の服を着て撮るです。

明らかにメンズ商品、しかも新品ではないとわかる洋服を着て写真に写ると、見た人は気になりますよね。

オーバーサイズの服を着ている写真はやはり恋人の存在を感じやすいです。

また、その服の持ち主を知っている人が見ると「2人はどういう関係？」と思うものです。

そこに一言「借りた」のような言葉を添えると、「誰に借りたの？」とますます気になって仕方がなくなる匂わせ写真になるでしょう。

（４）お揃いのアイテムを映り込ませる

匂わせ写真の撮り方その4はお揃いのアイテムを映り込ませるです。

例えば色違い、デザイン違いのようないわゆるお揃いのアイテムをさりげなく写り込ませると、それは匂わせ写真となります。

明らかにお揃いだろうな、とわかるペアのアクセサリーの片方も同じくです。

組み合わせるとハートになるようなペンダントヘッドなどは代表的なものでしょう。

お揃いのストラップなども見栄えがよく、「誰とお揃いなのかな？」と気になるのでおすすめです。

（５）自宅以外で寛いでいる写真を投稿する

匂わせ写真の撮り方その5は自宅以外で寛いでいる写真を投稿するです。

明らかに自分の部屋ではない場所なのに、リラックスしている写真をアップするのも匂わせにおすすめです。

相手の部屋で寛ぐ写真でもいいですし、明らかに2人用と思われるホテルの部屋などもいいでしょう。

相手の部屋で撮影した場合、これは写した本人の自宅内を知っている人にしか伝わらないかもしれませんが、友人に向けて匂わせるのであれば十分です。

（６）車の助手席からの写真でドライブデートを匂わせる

匂わせ写真の撮り方その6は車の助手席からの写真でドライブデートを匂わせるです。

車の助手席からの写真は、基本的には運転手がいる場合にしか撮れないものです。
特に走行中とわかるような写真であれば「誰かが一緒なんだな。その人が運転しているんだな」とわかります。

運転手が誰であるか触れないまま写真を投稿すると、それを見た人は「もしかして恋人と一緒なのかな？」「ドライブデート中？」のように考えるでしょう。

（７）2人で並んでいる影の写真を撮る

匂わせ写真の撮り方その7は2人で並んでいる影の写真を撮るです。

これは匂わせ写真の典型の1つでもあります。

誰が写っているのかは特定されませんが、明らかにカップルであるとわかる影の写真をアップすると、見ている人は「誰と一緒にいるのかな？」と想像してしまいますよね。

投稿者本人が「楽しかった」のように一言添えると、影の1人は本人であることがわかるため、余計に隣の人は誰なのかと気になるものに仕上がります。

例えば有名なテーマパークに行った際に、耳飾りを着けて並んでいる影の写真を撮影すれば、行先と関係性を一枚でほのめかすことができるため、こういった写真を投稿して匂わせをする人は多いのです。

男性も匂わせ写真を撮る？

匂わせ写真は女性の専売特許ではありません。

男性だって匂わせ写真を撮ることがあるんです。

男性が匂わせ写真を撮る理由は大きく2つです。

1つは、自分に好意を寄せていて、自分のSNSを見ているとわかっている女性がいる場合に、「彼女がいる」と匂わせたらどうなるかな、という面白半分なものです。

そのため、確実に恋人なのかどうかわかりにくい、曖昧なものをアップすることが多いようです。

そしてもう1つは本当に恋人がいるというアピールです。

すでに大切にしている恋人がいるから、ほかの人からの好意を受けることはありません、という無言のアピールになります。

恋人のことを思いやる誠実な男性は、様々な事情で恋人の存在を公にはしていなくても、異性からのアプローチを回避したいという場合に、匂わせ写真を載せることがあるようです。

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