
ちょっとエッチな話題の中で、「パイパン」というキーワードは度々登場します。
「パイパン」とはアンダーへアを無毛にすることなのですが、実は最近ひそかにパイパンにする女性が増えてきています。
なぜパイパンが流行っているのでしょうか?
そして無毛にするメリットとは一体何なのでしょうか。
今さら人には聞けないその理由や上手な処理のやり方について、ばっちりご説明していきたいと思います。
パイパンって何?ハイジニーナとの違いとは?
「パイパン」とは、アンダーヘアが全くない状態のことを意味します。
この言葉は、麻雀の牌の1つである真っ白い何も記載されていない牌、白牌から来ています。
これは中国語読みすると「パイパン」となるため、アンダーヘアがなくて白い肌の部分が露出し、つるつるした状態を表す言葉として使われています。
昔の日本では、素土器を意味する「かわらけ」と呼ばれていたことも。
ハイジニーナも同じく、アンダーヘアをすべて処理して無毛にした状態を指す言葉です。
エステのメニューでやVIO脱毛、ハイジニーナ脱毛と2パターンあると思いますが、VIOの方はある程度整える、毛を減らすという場合もあるため、ハイジニーナとは別物になります。
これは「衛生」を意味する単語「hygiene(ハイジーン)」からきたと言われています。
アンダーヘアは雑菌の温床になりやすいとも言われますから、それを排除することが衛生的だということからきており、最近は介護のためにも脱毛を、ということでアンダーヘアの脱毛をする年配の方も増えているようです。
パイパンにしている女子の割合はどのくらい?
アンダーヘア事情については、友達どうしであっても聞きづらい部分がありますよね。
実際のところ、パイパン(ハイジニーナ)にしている女性の割合は1割程度だと言われています。
また、完全脱毛でツルツルにはしていない場合でも、家でのセルフ処理などでお手入れしている人の割合は4割程度にものぼります。
パイパンにすると、その後の処理の手間も減り、デリケートゾーンの蒸れなどを気にせず快適に過ごすことができるため、完全脱毛をして後悔している人はほとんどいないようです。
パイパンにするやり方・注意点
・剃刀やVIO専用シェーバーで自己処理する
パイパンにする方法その1は剃刀やVIO専用シェーバーで自己処理する方法です。
まず最初に処理したい部分を蒸しタオルなどで温めて柔らかくしましょう。
次に、アンダーヘアを1センチ程度まで短くカットします。
長いと切りにくい上に、見えにくいので、ひと手間かけることはとても大切なんです。
その後、毛の流れに沿って剃刀やVIO専用シェーバーでそっていきます。
毛の流れに逆らってそるときれいになったように感じますが、肌を痛めるので控えた方がいいでしょう。
また、けがの予防と、剃り残しを減らすためにも、見えにくいIラインやOラインは手鏡などを使って確認しながらそっていきましょう。
きれいになったら、きれいに洗ってからお肌の保湿のためにクリームやローションを使ってケアをしてあげます。
自己処理の場合、自分1人でいつでもできて簡単ですが、前準備やケアはしっかりと行うことが大事です。
・医療脱毛・エステ脱毛に通う
パイパンにする方法その2は医療脱毛・エステ脱毛に通うです。
脱毛サロンではレーザー脱毛器などを使い、毛根にダメージを与えて毛が生えてこなくします。
毛の生え方のサイクルもあるので1回では無理ですが、何度か通ううちにきれいになっていきます。
サロンに行く前日に脱毛したい部分の毛をきれいにしていく必要はありますが、それ以降は処理から保湿までサロンにおまかせ、という形でとても楽ちんです。
注意点としては、レーザーはメラニンに反応するため、毛が濃いと思ったより痛い、ということが起きる可能性がある部分です。
また、一度では終わらないので、「海に行く前に」「デートまでに」のようにここまでにきれいにしたいという期間がある場合は、逆算して前もってサロンを予約し、通う必要があります。
1年から半年は通うことになるので、脱毛料金がかさむこともあります。
・ブラジリアンワックスを使う
パイパンにする方法その3は、ブラジリアンワックスを使うです。
アンダーヘアを脱毛するのに使うのは、ブラジリアンワックスが人気です。
広い範囲を一気に脱毛することもできるし、気になる部分だけピンポイントで小さく処理することもできるのでとても便利です。
また、毛を抜いてしまうのできれいな状態が長持ちしやすくなります。
脱毛したい部分をきれいに洗ってから、毛の根元からしっかりとワックスを塗ります。
ハードワックスの場合はそのまま、ソフトワックスの場合は専用のシート等をしっかりと張り付けてから、一気に素早く剥がします。
毛根から処理できるので当然きれいが長持ちしますが、多少の痛みを伴うこともあります。
きれいにできたら、開いた毛穴を閉じるために、しっかり保湿をします。
誰にも見られずに、剃刀ほど肌を傷つけることなくできるのが魅力です。
パイパンにするメリットとは?
パイパン、ハイジニーナが流行っているのには当然理由がありますし、メリットがあります。
そこで、パイパンにするメリットは何なのかを6つほどご紹介していきたいと思います。
(1)デリケートゾーンのニオイや蒸れが気にならなくなる
パイパンのメリットその1はデリケートゾーンのニオイや蒸れが気にならなくなることです。
毛が密集しているうえに、ショーツが押し付けられているデリケートゾーンはどうしても蒸れてしまったり、尿や汗などがついて不潔になったりしやすいものです。
特に生理の際には経血がアンダーヘアに付着したままになって絡んだり、そしてそれが原因でかゆくなることが悩みになっている女性もいます。
ですが、パイパンにすることでそれらの煩わしさから解放されることになります。
脱毛をしっかりしてしまえば雑菌が繁殖する場所もないし、蒸れなくなるためにニオイもしにくくなるので、まさに一石二鳥なのです。
(2)セックスの気持ちよさが上がる
パイパンのメリットその2はセックスの気持ちよさが上がることです。
セックスの際に、意外と毛は邪魔になるものです。
それがあるからクンニをするのが嫌、という男性もいますし、挿入の際に毛が引っかかって引っ張られたりすることもあります。
パイパンにすることでそれらの悩みがなくなるので、男性がセックスに積極的になることも多いとか。
毛がないことで2人の密着度も上がり、挿入の際のクリトリスへの刺激が物理的に高まるのでセックスがさらに気持ちよくなります。
また、女性側も全部見られているという羞恥心が働くため、感度が上がりやすいようです。
(3)アンダーヘアがはみ出る心配をする必要がなくなり、オシャレの幅が広がる
パイパンのメリットその3はアンダーヘアがはみ出る心配をする必要がなくなり、オシャレの幅が広がることです。
水着やレオタードなどを着用する時は、どうしてもアンダーヘアが気になります。
しかし、パイパンにしてしまえばどんな際どいラインでも全く問題なし!
また、ローライズの下着だと、処理していない場合、アンダーヘアが上からちらりとなったらどうしよう…と思いますよね。
ショーツなども、せっかくセクシーな薄手のものを身に付けても、アンダーヘアがもじゃもじゃしていたら台無しです。
そんな心配もなくなってしまえば、オシャレの幅もどんどん広がっていきますよね。
(4)セックスの際、パートナーにアンダーヘアをどう思われているかという不安がなくなる
パイパンのメリットその4はセックスの際、パートナーにアンダーヘアをどう思われているかという不安がなくなることです。
アンダーヘアはなかなか人と比べることができません。
そのため、「自分は人よりも多いのでは?濃いのでは?」と不安になってしまいますよね。
そうなると当然、セックスの際に恋人がどう思っているかも気になって仕方がなくなると思います。
特に相手がクンニをしてくれない場合は、自分のアンダーヘアが多いから?と不安になることもありますよね。
しかし、アンダーヘアがつるつるのパイパンになってしまえば、毛の太さや濃さなども全く気にする必要がなくなります。
(5)セルフ脱毛による肌トラブルがなくなる
パイパンのメリットその5は、セルフ脱毛による肌トラブルがなくなることです。
カミソリ、ワックス、毛抜きなどいろいろなセルフ脱毛がありますが、どれにもデメリットがありますよね。
例えばカミソリでそると肌を傷つけてしまうこともあります。
ワックスや毛抜きなどを使っても肌を痛めたり、毛が埋没してしまったりして肌トラブルを引き起こすことだってあります。
特にアンダーヘアが生えているデリケートゾーンはその名の通りお肌の状態も繊細なので、トラブルになりやすいのです。
パイパンにしてしまえば、自己処理によるトラブルに悩まされることはなくなります。
(6)パートナーに喜んでもらえることも
パイパンのメリットその6は、パートナーに喜んでもらえることです。
パイパンを好きな人はもちろんですが、そうでない人も「おっ」という反応をして、喜んでくれることがあります。
前戯がしやすくなってさらにラブタイムが濃厚になったり、積極的に愛撫してくれるようになりますし、視覚的にも興奮度が高まることがあります。
ただ、パイパンのように完全にアンダーヘアがない状態よりも、アンダーヘアをきれいに整える程度の方がいい、ある方がセクシーで好き、という人もいるので、それとなく話をしながら相手の好みを探ってみても良いでしょう。
パイパンにはデメリットもある?
(1)定期的な処理やケアが必要になる
パイパンのデメリットその1は定期的な処理やケアが必要になるです。
完全に生えてこないという状態になるまではサロンに定期的に通う必要があります。
少なくとも脱毛が完了するまでに1年はかかってしまう事もあるので、数ヶ月に1回などのペースで定期的に通い続けることになります。
カミソリやシェーバーを使った自己処理だと毛が生えてくるペースが速いため、さらに短いサイクルで処理をする必要があることも頭に入れておいた方がいいでしょう。
生えかけでブツブツチクチクの状態は、結構不快でストレスになってしまうかもしれません。
(2)自己処理の場合は色素沈着が起こりやすい
パイパンのデメリットその2は自己処理の場合は色素沈着が起こりやすいことです。
手軽な自己処理といえばカミソリでのケアですが、これは色素沈着が起こりやすいのです。
毛をそる時には、実際には毛だけでなく皮膚の表面を少し削り取っています。
皮膚への刺激が強いため、小さな炎症を起こし、それがメラニン形成につながって黒ずみ、色素沈着が起こる可能性が高くなるのです。
摩擦を少なくするために、保湿クリームをたっぷり塗ってから、できるだけ刺激を与えないようにすること、そしてケアが終わったら肌を保湿していたわってあげることで、痕になってしまう可能性は軽減するようです。
(3)温泉などで周囲の視線を感じる可能性も
パイパンのデメリットその3は温泉などで周囲の視線を感じる可能性でがあることです。
海外ではツルツルにすることが当たり前になりつつあるとはいえ、日本ではまだまだパイパン人口は低いのです。
まだまだ珍しいため、温泉などでは周囲からの視線を感じることもあるかもしれません。
セクシーなシーンやビデオなどでパイパンが有名になったこともあり、パイパン=少し特殊な性癖があるのかな、と思われてしまうこともあるんだとか。
ですが、見た目がすっきりとする上に快適に過ごせるメリットは大きいため、あまり周りの視線を気にする必要はないでしょう。
(4)生理の際、ナプキンにつく血の量が増える
パイパンのデメリットその4は生理の際、ナプキンにつく血の量が増えるということです。
アンダーヘアは、経血がこぼれるのを防ぐ役割を果たしています。
パイパンにすることで、アンダーヘアというワンクッションがなくなるため、そのままダイレクトにナプキンにしみ込んでいくため、「経血が増えた」と感じる人もいるようです。
しかし、実際には量は変わっていませんので、「そういうものだ」と思っておくといいかもしれませんね。
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