クリトリスではイケても、中でイケない、と気にしている人って、案外いるものです。
中イキは死ぬほど気持ちいい…なんて言われることもあるし、中イキができないと何だかもったいない気がしちゃいますよね。
ですが ちょっとしたコツさえつかめば中イキの快感を味わうことができるのです。
本日は最高に気持ちいい中イキをするためのやり方やコツ、そして体位などもご紹介しちゃいます。
目次
「中イキ」とは？
中イキとは、簡単に言うと 膣の中の性感帯を刺激してイクことです。
膣の中には一度は耳にしたことがあるであろう性感帯、 「Gスポット」と 「ポルチオ」があります。
この部分を刺激することによって、体の奥の方からじわじわと快感が湧き上がってきて、オーガズムに至るわけですね。
そしてイッた後にもじんわりと快感が体の中に広がるのが特徴です。
ガツンと来る絶頂…というよりは、時間をかけて快感に至るので、その余韻が消えるまでの時間も長いという印象です。
中イキと対称となる外イキ、つまりクリトリスでイクことと比較すると、深くて長い快感が得られると感じている人が多いようです。
外イキはできるのに、恋人とのエッチで中イキができない、と悩んでいる人も多いのですが、ちょっとしたコツをつかみさえすれば誰でも、そして何度でもイクことができるようになります。
もちろん、オナニーで練習することもできます。
「中イキ」と「外イキ」の違い
膣の中の性感帯を刺激してイクのが中イキですが、それに対して外にある性感帯であるクリトリスでイクことを外イキと言います。
クリトリスを刺激する外イキは、比較的短時間で感度が高まり、イクことができます。
イッた後はまるで短距離走を走り切ったような脱力感があり、本当にスポーツ感覚でオナニーをする人もいるのだそう。
外イキは、突き抜けるようなオーガズムが短時間続くと思うとわかりやすいかもしれません。
そのため、じわじわと時間をかけて感度が上がり、オーガズムに達して余韻が残るといわれる中イキと比べると快感が浅くて短いと感じる人もいます。
どちらの方が良い、ということではなく、イキ方の好みの問題になってくるところもありますね。
Gスポット？ポルチオ？中イキの種類と開発方法
では、 中イキの種類とその場所の開発方法についてわかりやすく解説していきたいと思います。
（１）Gスポットでの中イキの特徴
まずはGスポットでの中イキの特徴です。
Gスポットとは、膣のおなか側の上、膣口から入って1センチから2センチぐらいのところにある性感帯です。
ここを刺激することで、体の奥から湧き上がるような快感を得て中イキすることができます。
Gスポットでの中イキは、 「足に力が入らなくなる」「体の力が抜けてしまう」「足がガクガクする」のような感じ方をする人が多いようです。
また、Gスポットを触られていると、何だかおしっこをしたいような感じになることもあります。
今まで一度もGスポットを刺激したことがない人が初回でいきなりイクのは難しいかもしれませんが、しっかり開発をしていくことで中イキできる体になってきます。
・Gスポットの探し方
まずはGスポットを自分の手で探してみましょう。
膣口から数センチの部分にあるので、仰向けになって足を少し開き、膣が潤った状態にしてから始めます。
手のひらを植えに向けて中指を第2関節くらいまでそっと入れたら少しだけ曲げ、指の腹で探します。
少しふくらんだような感じや、ザラザラしたような感じの場所が見つかれば、そこがGスポットです。
・Gスポットの開発方法
Gスポットの開発は、自分1人でする方法と、恋人に協力してもらう方法があります。
ローションなどでたっぷりと潤してから、見つけたGスポットを自分の好きな強さで刺激してみましょう。
最初はあくまでも優しく押してみる、こすってみるという感じで始めてみましょう。
自分が一番気持ちいい刺激の強さを探してみてください。
バイブなどのラブグッズを使って刺激してみるのもおすすめです。
ただ、自分だとつい同じ場所ばかりを刺激してしまったり、「おしっこが出そう」とブレーキをかけてしまったりしやすいので、Gスポットの位置がわかってきたらぜひ、恋人にお手伝いしてもらってくださいね。
（２）ポルチオでの中イキの特徴
もう1つの中イキできるスポットが、ポルチオです。
ポルチオでの中イキの特徴は、何といっても 「イキ続けることができること」です。
ポルチオはGスポットでの中イキとは別に、「奥イキ」という言葉で細かく区別されることがあります。
その言葉通り、ポルチオは膣の奥、子宮口の辺りにある性感帯で、ここを刺激することによってイクことができるようになります。
Gスポットでの中イキよりもさらに深く、そして続けてオーガズムを得ることが可能で、イキ続けるという人はこのポルチオが開発されている場合が多いようです。
子宮口という、かなり奥の部分を刺激する必要があるので、普通にセックスやオナニーをしていてはなかなかたどり着けない境地かもしれませんね。
・ポルチオの探し方
ポルチオは、女性の膣の奥にある子宮口周辺の性感帯です。
中指を膣の奥まで入れてみると、 奥の方に少し質感が違う部分があると思います。
例えば少しこりっとしていたり、むにっとしていたり、やや弾力がある感じです。
子宮は筋肉の塊なので、このような質感になります。
周辺との質感の違いを、じっくり周囲を触りながら確認してみてくださいね。
・ポルチオの開発方法
ポルチオは開発するのに少し時間がかかります。
筋肉なので、硬いままだと痛みを感じることがあるのですね。
奥の方なので、ローションなどでしっかり潤わせてから指で触れてみます。
これだ、というところにたどり着いたら、 優しく、そして小さく上下に揺らすようにしてみましょう。
子宮全体を揺らして刺激を与えるイメージです。
慣れてきたら、優しく押し込むようにして奥に揺さぶるのも効果的です。
何度か指で刺激して開発したら、恋人に挿入してもらい、指でするのと同じように優しく押し込むようにしてもらいましょう。
じっくり時間をかけて開発することが大事です。
中イキができるようになりたい！開発する際の注意点
中イキのためにGスポットやポルチオを開発する時に意識しておきたいことがあります。
それは 「衛生面に注意する」ということです。
体の奥の部分ですから、雑菌などが入っては大変なことになります。
事前にシャワーを浴びたりして清潔にしておくのはもちろんですが、指で刺激するなら爪は短く切っておくようにしましょう。
バイブなどのラブグッズはしっかり洗浄することも忘れないようにしましょう。
デリケートな部分ですからとにかく優しく大切に、です。
中イキできない…考えられる理由とは？
いろいろやってみても うまく中イキできなくて困った…という時には、必ず理由があります。
今からピックアップする内容に自分が当てはまっていないかをチェックしてみましょう。
（１）体が緊張している
中イキできない理由その1は、 体が緊張していることです。
感度はリラックスしている時にこそ高まるものです。
ガチガチに緊張していたらそちらに神経がいってしまい、うまく中イキすることができなくなります。
また、「何とかしてイカなきゃ」と必死になってしまうと逆効果です。
緊張している理由を探り、それを排除することからスタートしてみるといいですね。
お酒が飲めるのであれば、体がリラックスする程度に少し飲むのもいいかもしれません。
（２）前戯が足りていない
中イキできない理由その2は、 前戯が足りていないことです。
性的な快感がたくさん積みあがってくることで、中イキは起こりやすくなります。
いきなりGスポットやポルチオを刺激してイカせようとしても、それこそリラックスもできていませんし、気持ちが高まってもいませんよね。
たくさんスキンシップを取って、心も体も緩めていくことで女性の感度は上がっていくのですから、ここをおろそかにしてしまうと中イキはしにくくなります。
（３）膣内が十分に濡れていない
中イキできない理由その3は、 膣内が十分に濡れていないことです。
濡れていなければ指やペニスを挿入するにも痛いものです。
特に未開発のポルチオなどは、しっかり潤っていないと痛みしか感じることができませんよね。
一度痛い思いをしてしまうと、人は緊張するようになりますから、さらに中イキがしにくくなってしまいます。
前戯をしてスキンシップを取って、それでも緊張から濡れにくいのであれば、ローションを使ってみると興奮度も高まるのでおすすめです。
（４）膣がまだ開発されていない
中イキできない理由その4は、 膣がまだ開発されていないことです。
すべてのことには段階があります。
中イキ以前に、そもそも「指でされても気持ちよくない」というような状態があるのならば、膣が未開発である可能性大です。
Gスポットやポルチオの開発よりも前に、自分が膣のどの部分を触られたら気持ちいいのかを探るようにしましょう。
恋人と一緒にトライすると、どういう触れ方が気持ちいいのかもお互いに確認しながら愛を深めることができますよ。
（５）体位が自分に合っていない
中イキできない理由その5は、 体位が自分に合っていないです。
当たり前ですが、感じるところに刺激がいかないとイクことはできません。
例えば深い挿入の方が感じるのに、いまいち届かないような浅い挿入の体位ではイケないのは当たり前です。
挿入の深さやペニスの角度などで、感じ方は全く変わってきます。
例えば正常位では中イキできても、バックだとできないという人もいます。
自分が一番気持ちいい体位を探してセックスをするようにしましょう。
（６）挿入時間が足りていない
中イキできない理由その6は、 挿入時間が足りていないことです。
中イキをするためには、継続的に気持ちよさを感じる必要があります。
ですから挿入時間が短いと、中イキは少しハードルが上がります。
パートナーがいわゆる早漏であれば、女性が気持ちよさを感じる前に男性だけが達してしまいますよね。
そうなれば女性が中イキするなど夢のまた夢……。
それを補うために前戯やラブグッズがあるのですから、「彼が早漏で…」と悩んでいる場合はこれらを使うのも手です。
（７）男性の腰の動きがしっくりきていない
中イキできない理由その7は、 男性の腰の動きがしっくりきていないことです。
タイミングがずれていて、波が何度も高まっては引いてしまうというような状態になると、男性でもうまくイクことができなくなります。
その仕組みは女性も全く同じです。
男性の腰の動きが「今！」というタイミングに合わせられないと、快感の波を継続的に高めていくことができないので、結果として中イキできない、となってしまいます。
もし相手の腰の動かし方がいまひとつかも？と感じている場合は、思い切って伝えてみるのがおすすめです。
中イキしやすいおすすめ体位3選
中イキするためには体位もかなり重要です。
中イキしやすい体位について、その理由も含めてご紹介していきます。
自分にぴったりのものを探してみてくださいね。
・背面側位
横を向いた女性を後ろから男性が抱きしめるようなスタイルになる 背面側位は、性感帯の中でもGスポットを刺激しやすい体位になります。
後ろから挿入し、膣の上側を優しくこするように腰を動かしてもらいましょう。
同時にほかの性感帯も刺激することができるので、短時間で感度を高めていくことができます。
女性がイキそうになったら気が散らないように、同じリズムのピストン運動だけにすると中イキしやすくなります。
しっかりコミュニケーションを取りながら行いましょう。
・寝バック
うつぶせになった女性に男性がまたがり、後ろから挿入する 寝バックは、ポルチオを刺激するのにうってつけです。
女性が少しだけ腰を上げることで、男性のペニスがストレートにポルチオに到達しやすくなります。
また、質感の違いもわかりやすくなりますね。
「ここだ」という場所にしっかり到達したら、ガンガン突くのではなく、子宮全体を揺らすつもりで腰を小刻みに動かすことで、女性側は中イキに導くような刺激が得られます。
・騎乗位
女性が自分で位置を調節でき、Gスポットでもポルチオでもしっかり刺激できるのは 騎乗位です。
性感帯をしっかり開発するにも、女性がリードしながらできるので「違う、そこじゃない！」がなくなります。
深く挿入したり、角度を変えたり、ピストンしたりして調節しながらポルチオやGスポットを、そして奥を刺激しながらペニスの根元でクリを刺激するということもできるので、総合的に感度が上がり、当然ですが中イキもしやすくなります。
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