後ろからギュっとハグをする【バックハグ】。映画やドラマなどでも、よく見かけますよね。
実はこの「バックハグ」、女性からの人気がかなり高く「憧れの男性にされたい！」行為のベスト5に入っているとか。
でも、恋人同士ならまだしも、まだ付き合っていない男性からバックハグされたら…ドキドキする反面、相手はどんな気持ちなのか、ちょっと不安に感じる…という人も少なくありません。
今回は、バックハグする男性の心理や、バックハグする際のシチュエーション、そしてバックハグされた時のおすすめの反応などについて、詳しく紹介していきます。
目次
バックハグする男性心理5選
まず、「バックハグ」をしてくる男性は、どんな気持ちでしてくるのでしょうか？ その行動の原動力になる気持ちについて、まずは知ることが大切です。
それでは、これからはバックハグをする男性の心理について迫りたいと思います。
好きな気持ちを伝えたい
バックハグする男性心理1つ目は「好きな気持ちを伝えたい」というものがあります。
一般的に、男性は女性よりも「自分の気持ちを表に出すのが苦手」という人が多いと言われています。
特に「好き」「愛している」などの恋愛感情を表に出したり、相手に伝えたりするのは「気恥ずかしい」「照れくさい」と感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、言葉で伝えるのは苦手だけど、そのぶん、行動や仕草で自分の気持ちを好きな人に伝えよう、とする男性も多くいます。
つまり「バックハグ」は男性の愛情表現の1つ。
特に後ろから抱きしめるという行為は、真正面から抱きしめるよりも自分のタイミングでできるので抵抗感も少ないようですよ。
男性からのバックハグは、好きな人に自分の愛情を伝えようとする「素直な行動」といえるでしょう。
守ってあげたい
バックハグする男性心理2つ目は「守ってあげたい」というものです。
たとえば子犬や子猫を見た時「ふんわり包み込んで抱っこしたい…」と思ったことはありませんか？
人は、多かれ少なかれ自分よりも弱いものに対して「守りたい」という保護欲を持っています。そして保護欲は、同性よりも異性に対してや小さいものに抱きやすいそうです。
つまり男性も、女性が不安がっていたり、困っていたりすると「守ってあげたい！」という気持ちになるのです。
さらに落ち込んでいる相手が自分の気になる女性であれば、なおさら「守りたい！」という気持ちになるはずです。
また、やっぱり正面から抱きしめるよりも、背中からのほうが行動しやすい、という点があります。
女性を独占したい
バックハグする男性心理3つ目は「女性を独占したい」というものがあります。
「誰かに取られてしまうのでは？」という不安な気持ちから、衝動的に捕まえる行動を取ってしまう場合があるそうです。
野生動物が獲物を捕まえる時、真正面からではなく視覚が届かない背後から近づくことはご存じかと思います。なぜなら、真正面から向かっていくと逃げられたり、抵抗されたりする怖れがあるからです。
つまり極端な話、バックハグをすることで「あなたは自分のもの」とボディランゲージをしているといえるでしょう。
また、2人だけの時間があまりにも幸せで「他の誰にも邪魔されたくない…」という気持ちから、思わず後ろからギュッと抱きしめてしまうこともあるようです。
どちらにしても、男性の独占欲が強く刺激された時、バックハグすることが多いようです。
女性に甘えたい
バックハグする男性心理4つ目は「女性に甘えたい」というものです。
自立心が強く、精神的にもタフなしっかり者タイプの人でも、時には悩みや愚痴を聞いてもらいながら誰かに「優しく抱きしめてもらいたい…」と思うことって、あるんじゃないでしょうか？
特に男性の場合、「甘えるのは恥ずかしい」「人に弱みを見せるのはカッコ悪い」という風潮がまだまだ残っているのも事実。
本当は女性に「甘えたい」という気持ちがあっても、その気持ちをストレートに伝えるのはやはり恥ずかしく感じてしまうものです。
でも、バックハグなら「男性側が抱きしめている」という体裁を取りつつ、さりげなく相手の包容力に包まれて甘えることができます。
甘えながらも、プライドは保てる…そんな美味しいとこ取りができるのが「バックハグ」かもしれませんね。
女性とイチャイチャしたい
バックハグする男性心理5つ目は「女性とイチャイチャしたい」というものです。
スキンシップをしたくなる時ってどんな時でしょうか？ 単なる性欲や欲求不満から人肌に触れたいと思うこともあれば、不安や心細さから温もりを求める場合もあるでしょう。
実際、スキンシップをすると脳内に「幸せホルモン」が分泌されるそうで、男性も女性も「好きな人とスキンシップを取ること」で幸せや癒やしを感じます。
また、バックハグをすることで「相手がどんなリアクションをするかな？」という悪戯心もあるでしょうね。
特に恋人同士であれば、スキンシップすればするほど気持ちも高まっていきます。後ろから抱きしめた時の反応やその後の展開、バックハグというスキンシップを楽しみながら、2人の距離を縮めようとしているのかもしれません。
自分への気持ちを確かめたい
バックハグする男性心理6つ目は「自分への気持ちを確かめたい」というものです。
私たちには「パーソナルスペース」という一種の縄張りのようなものがあり、だいたい自分の身体を中心に1メートルから1.5メートルと言われています。
また、正面よりも背中側は視界が届かないということもあり、無意識の反応が出やすい傾向があります。
そこで友だち以上、恋人未満の関係など曖昧な時は、バックハグで相手が嫌がるのか、素直に受け入れてくれるのか、その反応で自分への気持ちを確かめる、というケースもあるそうです。
もし女性をバックバグした時に相手がまんざらでもない反応をしたら、自分を受け入れてもらえていると考えられますよね。
また、なかなか進展しない彼女との関係を、バックハグでパーソナルスペースを詰めて前進させたいというケースもあるでしょう。
バックハグしたくなるタイミングってどんな時？
映画やドラマを見ると意外と唐突なタイミングでバックハグが行われることってありますよね？
現実的には、どんなタイミングで、男性が女性をバックハグしたくなると思いますか？
2人っきりの時
個人差はありますが基本的に男性の場合、まわりに人がいる場所でイチャイチャするのは抵抗がある、という人も少なくありません。
そのため自然と人目につかない場所や、部屋に2人っきりでいる時にバックハグをしたくなるようです。
2人っきりになった時は、やっぱり普段隠している本当の自分を解放したくなるのかもしれませんね。
また、正面から抱きしめるとなると、お互いに改まった感じがしますが、バックハグならふざけ半分でもイチャイチャの延長でスキンシップを楽しむこともできます。
正面からのハグより、後ろからのハグのほうが気軽にできるのもポイントかもしれません。
女性が料理をしている時
料理を作る女性の後ろ姿に、家庭的な一面や魅力を感じる男性が多いそうです。
ただ、料理そのものより「自分のために何か頑張ってくれている」というシチュエーションに献身的なイメージや「大切にされている愛情」を感じるのかもしれませんね。
また、料理中は後ろ姿が無防備になります。子供が好きな子にちょっかいを出すように、いきなりバックハグをして「好きな人を驚かせてみたい！」という悪戯心で行う場合もあるそうです。
ただし、人によっては料理中のバックハグを「危ないしウザイ」と感じることもあるので、くれぐれも気をつけましょう。
女性が寂しそうだったり、甘えたりした時
子供や儚げな人が寂しそうにしていると、思わず「毛布のように優しくあたたかく包み込んであげたい…」そんな気持ちになりませんか？
男性は特に、好きな人が寂しがっていたり困っていたりすると抱きしめたくなるそうです。
また、女性が寂しくて甘えてきた時も同様で、心がキュンとした時や「自分が守ってあげないと！」という気持ちがかき立てられた時、保護欲が刺激されて相手を抱きしめたくなります。
逆にいえば、バックハグをして欲しい時は男性の保護欲を刺激し、心がキュンとするような姿を見せると良い、といえるでしょう。
バックハグされたら…男好みの可愛い反応3選
バックハグをされるのは嬉しいけど、突然だと反応に困りますよね。
ここでは、バックハグされた時に男性の心をつかむ反応について紹介しましょう。
微笑みながら、男性の目を見つめる
普段からスキンシップが多い恋人同士や自信家なタイプならまだしも、男性の多くは女性にスキンシップをする時「どんな反応をするだろう」「嫌われたら、どうしよう」と気にすることが多いです。
特に好きな女性に大胆なことをして微妙な反応が返ってきたら、その心はボキボキに折られてしまうでしょう。
そんな男性の不安を払拭するのは、やはり「笑顔」です。特に男性の目を見つめながら、上目遣いで柔らかく微笑みましょう。
「まんざらでもない」「むしろ嬉しい」そんな気持ちが男性に伝わり、男性も自分のバックハグが受け入れられたことを知って安心するはずです。
照れた表情を見せる
バックハグをしても、女性が全く動じない場合、正直なところ男性側としては「思っていたのと違う…」「慣れているのかな？」と複雑な気持ちになります。
なので、もしバックハグされた時は、多少照れた感じのリアクションがおすすめです「ビックリした」という驚きや「恥ずかしい」という照れがあれば、その表情をそのまま見せてください。
もし「実はバックハグに慣れていてビックリもしない」という場合も、少し演技するくらいのサービス精神を発揮してあげましょう。
あなたからの期待通りの反応を得て、男性の愛情はますます高まっていくはずです。
手を握ったり、もたれかかったり
バックハグをされたら、逆に男性の手を握ったり身体に触れ返したり、スキンシップのお返しをしましょう。スキンシップは、相手との親近感を高めるためにとても有効な手段です。
「自分もあなたに好意を抱いています」というサインでもあり、相手のほうも「受け入れてもらえている」と感じることができるので、お互いに好意があることがしっかり伝わります。
また、バックハグされたら、そのまま少し体重を預け男性にもたれかかってみるのも可愛い反応ですね。身体を預けられることで「信頼されている」と感じ、あなたへの愛情もより強くなるはずです。
バックハグは嬉しい？ 女性の声を紹介
ここからは、バックハグに関する女性の声をご紹介したいと思います。冒頭でもご紹介したように、バックハグは女性に人気のようです。
「優しく包み込まれている感じがして安心できる。バックハグされながらテレビを見たり、本を読んだりするのが好き。ちょっと窮屈だけど愛情を感じる」
「腕枕をしてもらいながらバックハグされて寝るのが好き。背中があったかくて気持ちいい」
「たまに急にバックハグされてビックリするけど、サプライズ感があっていい！ 自分が子供になったみたいに、全身を委ねるのが好き。たくさん甘えたい」
「正面からだと緊張するけど、バックハグなら顔が見えなくてもスキンシップできるから好き。バックハグからさりげなくHな雰囲気になるのがドキドキする」
女性からのバックハグ…男性は嬉しい？ 実際の声は…
続いて、バックハグに関する男性の声をご紹介したいと思います。実は、女性からのバックハグが好き！ という男性も多くいるようです。
「背中から抱きしめられるって子供の頃しかないから新鮮！ 正面じゃなく、後ろから抱きしめられるのは唐突感があって好き」
「彼女の香りや柔らかい肌がもたれかかってくるのが、可愛くて男心をくすぐられる」
「いかにも恋人同士って感じ。恥ずかしいけど包まれる感じに癒やされる。胸の感触や唇が耳元にくる感じ、エロさがあっていい」
「ちょっと重かったり、ウザかったりすることもあるけど『俺、めっちゃ好かれている』って感じがいい」
「猫や子犬みたいに甘えてくる感じにキュンとくる。そしてそっけない態度をする自分に優越感…！」
「バックハグ」は愛を伝える大事なコミュニケーション
バックハグは、少しハードルが高いように思えますが、正面から抱きしめるよりも断然トライしやすく、さらに「背中とお腹」というように接触面積が広く、温もりが伝わりやすいです。
バックハグをされる方も、嬉しい気持ちを素直に伝えれば親密度も愛情もグッと深まります。
「バックハグが好き」という声は男性、女性問わず多数ありますから、たまには自分からトライしてみるのも良いかも。
バックハグでのコミュニケーションで、2人の愛を深めてくださいね。
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