最近よく耳にするようになった、「メンヘラ」と言う言葉。
どのような意味なのでしょう？
もしもあなたが周囲の人から「メンヘラ女子」認定されていたら、かなりヤバイです！
メンヘラ認定されると友達から距離を置かれ、彼氏や男子たちからも避けられるはめに…
ここでは、どのような人がメンヘラ女子なのか、その意味や具体例などをご紹介していきます。
あなたはメンヘラ女子？
メンヘラは改善できるの？
一緒に見ていきましょう！
目次
「メンヘラ」の意味や語源をご存知ですか？
最近よく聞くようになった「メンヘラ」ですが、いったいどのような意味なのでしょう？
メンヘラは後に作られた造語で、インターネットの匿名掲示板で「メンヘラ」が使われるようになったのが始まりです。
そこから一般的にも普及するようになりました。
「メンヘラ」は略語で、「メンタル」と「ヘルス」を合わせたスラングです。
メンタルは心や精神を意味し、ヘルスは健康を意味しますね。
つまりメンヘラは「心の健康」を意味し、インターネットの匿名掲示板では「心の健康を害している人」「心の健康に問題を抱えている人」の意味で「メンヘラ」が使われるようになったのです。
世間的には、メンヘラ女子にはあまり関わらないようにすべきと、地雷扱いされている空気があります。
「メンヘラ」とはどんな人？
心に健康問題を抱えていると言う意味の、「メンヘラ」。
どうして、メンヘラ女子は嫌われてしまうのでしょうか？
そもそも「メンヘラ」とは、実際どのような人のことを言うのでしょうか？
ネットの掲示板で生まれたメンヘラと言う言葉ですが、ネット上では「重い女」「面倒くさい女」と言うニュアンスで「メンヘラ」が使われます。
そうです、メンヘラは基本的に女子に使われることが多いのです。
これは、メンヘラの特徴が男子よりも女子に多い傾向だから。
心に問題を抱えていると、ネガティブ発言が多くなり、周囲で聞いている人はうんざりしてしまいます。
感情の起伏が激しく、周囲がその人の言動に振り回されたり、人間関係のトラブルを起こしてしまうことも珍しくありません。
そして心が不健康だと、彼氏や友人に必要以上に依存してしまったり、束縛したり。
かまってちゃんになったり、噓をついて気を引こうとしたり…
意味なく、周囲の人に迷惑を掛けてしまう特徴がある、それが「メンヘラ」なのです。
「メンヘラ女性」の特徴
感情の起伏が激しく、極端
メンヘラ女子の特徴として挙げられるのが、感情の起伏の激しさです。
喜怒哀楽が激しいだけでメンヘラ女子認定されるくらい、感情の起伏はメンヘラの基準となっています。
ちょっとしたことで突然激怒したり、大喜びしたり、号泣したり…
極端な機嫌の上下や極端な態度は、気持ちのコントロールが全くできていない証。
ある程度の年齢になれば、抑えられるはずの感情が、今もなおむき出しになっている。
これを人は、メンヘラを意味する行動と捉えるのです。
寂しがり屋
寂しがり屋な人は、特に珍しくはありません。
どこにでもいますし、むしろ周囲に甘えたり、頼ったりする姿は可愛らしい印象さえ受けます。
しかしそれも度を超すと、メンヘラを意味するようになってしまうので注意しましょう！
誰かと一緒にいなければ落ち着かない、
常に誰かと繋がっていなければ不安…
1人だと寂しくて、知り合いに連絡を入れまくる、
SNSをずっとチェック…
そこまでの寂しがり家は、メンヘラ女子だと思われてしまうでしょう。
自身がなく、自己肯定感が低い
メンヘラの人の特徴で多いのが、自分に自信がないことです。
誰でも自信満々に生きていると言うわけではありませんが、それでも必要以上に自己肯定感が低い性格だと、メンヘラになりやすいのです。
自信がないと傷つきやすく、落ち込みも長引きますね。
あまりにも自己肯定感が低いと、意味なく「自分なんていなくなればいい」「消えてしまいたい」、そこまで思い詰めてしまうのです。
こうなると、周囲からもメンヘラ女子認定されてしまうでしょう。
マイナス思考
メンヘラ女子は、マイナス思考の人がとても多いです。
些細なことでもネガティブに捉え、何でも悪いように考えてしまい、彼氏や友人と仲良くしていても「いずれは離れていかれるかも…」と勝手に不安になり、必要以上な執着や依存を相手に見せてしまうということも。
また、「消えたい」「いなくなった方がいい」など闇深い発言を繰り返してしまうメンヘラ女子も多いです。
ネガティブ発言は、周囲を疲れさせ呆れさせます。
依存体質である
依存体質も、メンヘラ女子の特徴として挙げられます。
彼氏や親友などパートナーに依存することが多く、相手がいないと生きていけないとまで思うほどの依存度です。
パートナーに依存しすぎると、「捨てないでほしい」と言う気持ちから、意味なく噓をついてまで相手の気を引こうとしてしまいがち。
つまり、“かまってちゃん”です。
しかもメンヘラの人は限度なく依存し、かまってちゃん度合いが加速していくという良くないサイクルに陥ってしまうこともあります。
話を盛ってくる
メンヘラ女子は、寂しがり屋だったり、かまってちゃんだとお話してきましたね。
そのような性格だと、会話の中で話を盛ることが多くなってきます。
相手の気を引きたい、自分に興味を持ってほしい、そのような気持ちから話を大袈裟にしたり、噓をついてしまうのです。
メンヘラの人と長く話していると、話の辻褄が合わなかったり、なんとなく違和感を覚えることも多いでしょう。
それは、内容の真偽が定かではないからなのですよ。
束縛が激しい
メンヘラ女子は、恋人や親友への依存が激しいです。
大好き、自分から離れてほしくない、ずっと一緒にいて自分の孤独を埋めてほしい…
そんな思いから、「絶対に手放さない！」「私だけのもの！」と言う気持ちが相手にわいてきてしまうのです。
そして、束縛が異常に激しくなる。
メンヘラの人は、愛しているからこその束縛だと思い込み、悪びれません。
愛情の意味をはき違えている、とも言えますね。
「メンヘラ」が嫌われる理由４項
（１）周りを振り回し、疲弊させてしまうから
メンヘラ女子は、世間では「地雷女」として避けられ嫌われています。
それも当然のことで、メンヘラの人は、わざと噓をついたり物事を大袈裟にして、周りの人を振り回してしまいます。
また、「消えたい」などネガティブ発言ばかりして、周りの人に負のオーラをまき散らします。
感情の起伏が激しいというのは、自分だけでなく周りの人をも疲弊させてしまうのです。
だから自然と、メンヘラ女子は人から避けられるのです。
ただなんとなく嫌がられているだけではなく、そこには嫌われるだけの理由があるのです。
（２）とにかく重いから
メンヘラだと、1人になってしまう不安感から恋人や友達に連絡しまくったり、既読がついていないのにラインを連投したり、そんな行動をしてしまいがちです。
話していると、「いなくなりたい」などかなり重めで暗い内容も多く、相手が返事に困ってしまうことも。
恋人に対しては命がけで尽くしまくったり、四六時中関心を巡らせたり…
とにかく、重いんです。
その重さが、メンヘラの人の特徴なのです。
しんどいから一緒にいたいと思えなくなってしまうのは、当然だと言えるでしょう。
（３）感情の起伏が激しく、何をするか分からないから
メンヘラ女子は感情の起伏が激しいとお話しましたが、そのせいで周囲の人は振り回されて迷惑を掛けられてしまいます。
それだけではなく、あまりにも気持ちに波があると何をするか分からないと言う恐怖も出てきますよね。
心当たりはないのに噓をついて悪者に仕立て上げられるかもしれない、暴れ出すかもしれない…
一方的に恨まれて、いきなり刺されるかもしれない。
意味の分からないことで怒ったり泣いたりしているメンヘラ女子を見ていると、周りが本気で怖くなってしまうのも当たり前ですね。
（４）アピールがしつこいから
メンヘラの意味は、「心の健康に問題を抱えている人」と前項で、ご説明しましたね。
つまり、心が病んでいると言うこと。
しかし、それをアピールされると、聞いている人はイライラしてしまいます。
メンヘラ女子はかまってほしい気持ちやネガティブ思考から、「病んでる」アピールしがちなのです。
少々ならまだしも、会うたびに「病んでる」アピール、ラインでも「病んでる」アピール…
そればかりだと、「可哀そう」という同情よりも「ウザい！」という気持ちが勝ってしまいますね。
「メンヘラ気質」を改善する方法
破滅的に嫌われ要素だらけのメンヘラ女子ですが、改善の余地はあります。
「メンヘラ気質」を改善する方法について、見てみましょう。
（１）規則正しい生活を送る
まず、体の健康を手に入れるところから始めると良いでしょう。
規則正しい生活を送るのです。
実はメンヘラの人は、思い悩んで、夜、寝るのが遅くなったり、気分次第で食事がおろそかになったり、気持ちが沈むから朝起きられなかったり、不規則な生活をしている人がとても多いです。
心を整えるために体を整え、規則正しい生活を送るようにすると、メンヘラを改善する大きな効果があります。
（２）SNS断ちをする・気にしすぎない
メンヘラ女子は、SNSを監視しがちです。
彼氏に依存していたら、相手のSNSで逐一行動をチェックすることでしょう。
誰といるのか、浮気していないか、驚くほどの集中力でスマホを見続けます。
また、友人に執着しているならば、その人のSNSを見まくるでしょう。
そんなことをして1人で意味なく怒ったり悲しんだり、勝手に自分を追い込み、精神を病んでしまうのです。
なので、メンヘラを治したいならSNSから離れる勇気が必要です。
（３）人間関係を広げる
メンヘラ女子は、特定の相手に執着しがちです。
彼氏だったり、親友だったり、友人だったり。
1人の相手しか見ないから執着や束縛がどんどん加速し、メンヘラ度が増してしまいます。
なので、メンヘラを改善したいならば人間関係を広げると良いでしょう。
関わる人が多くなればなるほど、小さな世界でこだわっていた狭い視野が、少しずつひらけてくるものです。
それはメンヘラを治し、自己の成長にも繋がる大きな意味を持っているのですよ。
（４）自分の良いところを探す
メンヘラ女子は、自信がなかったり、自己肯定感がとても低い人が多いです。
必要以上に自分の価値を下げて考えてしまう、心の病みがそんなマイナス思考をもたらしてしまうのです。
ならば、メンヘラを改善するために自分の長所を探しましょう！。
どんな人にでも、長所はあります。
例えばメンヘラの特徴である「執着の強さ」も、言い換えれば「愛情の深さ」と表現できるでしょう。
「ネガティブさ」は、「謙虚さ」だと言えなくもない。
そんなふうに、少しでも自分の良いところを見つけ褒めてあげるのです。
（５）周りに期待しすぎないようにする
メンヘラ女子は、恋人や友人などに執着しがち。
この執着は、「離れてほしくない」「もっと愛してほしい」などの意味を持っています。
つまり、メンヘラ女子はパートナーなど相手に期待しすぎているのです。
メンヘラを改善したいなら、相手に期待しすぎないように努力しましょう。
それが相手への執着、束縛から離れる第一歩になります。
他人の感情や行動はコントロールできません。
できるのは自分だけ。
だから、他人に期待しすぎてはいけないのです。
メンヘラ女性・メンヘラ男性への対処法
「メンヘラ」の言葉は女子に対して使われがちですが、もちろん男子でもメンヘラは多く存在します。
メンヘラ女子も、メンヘラ男子も、その性質によって周囲の人から嫌われて避けられることもあり、自分自身がとてもしんどくなってしまいますね。
改善するためには、まずたくさん自分を褒めてあげるようにしましょう。
毎日少しずつ、自己肯定感を上げるのです。
そして恋人には、愛情を言葉で伝えましょう。
正しく伝えることで良い関係が築け、不安を取り除けます。
クレクレばかりで、相手を否定してばかりはいけません。
共感することから、人間関係構築が始まります。
逆に、嫌われたくないからと言って、相手に迎合し過ぎもダメです。
大好きな人に対して甘やかしすぎず、ダメな部分は優しく伝え、相手に合わせすぎたり、振り回されすぎないよう気をつけましょう。
あなたがメンヘラに当てはまりそうならば、今日からメンヘラを改善し、卒業を目指しましょう！
こちらの記事が、その一役を担えれば、幸いです。
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